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2010年4月 9日 (金)

太陽光発電と電気自動車雑誌メモ

25%CO2削減をめざして、環境省ロードマップは、太陽光発電を今の30倍(1.7%→50%)にするという。
 しかし3kwhの太陽光パネルは約230万円。ドイツが2006年から実施したfeed in tariff 固定買取は通常電気料金の3倍で全量買取であるのに対して、日本は2009年から500kwh超を除外し、余剰買取2倍。「しけた」制度であり、回収に19年かかる。
 とはいえ、余剰電力買取は節電インセンティブを増進するから良いかもしれない。
 三菱自動車i-MiEV 200vで7時間充電、16kw充電できる。これで160km走行できる(最高時速130km)。 CO2は450g/10kmで、ガソリン車の2300gに比べ、各段にエコ。コストは夜間電力7円/kwhだから、年間10000km走ると12万円節約となる。【佐和隆光「グリーン資本主義で日本経済は再生できるか」『潮』2010年4月号】
 しかし、いくら電気で走るといっても、石炭火力の電気使用量を増やすことになっては、CO2削減効果は薄い。アルバックは太陽光発電を利用した電気自動車急速充電設備を開発し、茅ヶ崎市市営駐車場に設置した。駐車場の屋上に200kwhの太陽光パネルを置いた。ただし、急速充電といっても20-30分かかる。【吉田耀子「発想の転換から生まれた画期的な電気自動車充電システム」『潮』2010年4月号】

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