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2010年4月 2日 (金)

CO2削減はオール電化か燃料電池か太陽熱か

太陽光発電など再利用可能エネルギーを採用すると電圧が落差ができる。それを自動的に計測制御できるホームエネルギーマネージメントが必要。ガス会社は、ガスも含めたスマートエナジーネットワークを検討している。これらの実現には、電力網に高機能の二次電池を開発設置する必要がある(資源エネルギー庁)。二次電池からプラグインEV(電気自動車)を使うことになる。
 太陽光発電と組み合わせるエネルギーとして日本で急速に普及しているのはオール電化+エコキュートである。夜間電力でヒートポンプを動かす。20100402a
 これに対して、ガス会社などは、燃料電池コージェネ発電で対抗するが設置費用が高い。が、大阪ガスは発電効率の高いPEFC(固体高分子型燃料電池)でコストダウンをもくとむ。エコウィルはガス発電によるコージェネ。東京ガスでは(ノーリツも開発)、太陽熱と高効率給湯器を組み合わせたエコジョーズを商品化している。これは設置費用が格段に安い。しかも、太陽光発電は15%程度の電気効率だが、太陽熱は給湯は約50%。太陽熱システムと床暖房を組み合わせた商品もある。
 地中熱(ジオパワー)は日本では利用が少ないが、米国・スウェーデンでは一般的。20100402b
 これらを年間CO2排出量と年間光熱費一覧にしたものが、以下のグラフ。
20100402 CO2削減をめざすなら太陽光発電とエネファーム。光熱費を抑制したいなら、余剰電力買取制度、今後の全量買取も考えるとエコキュートか。料理もしらいならエネファームも悪くない。
 いずれにせよ、CO2ゼロ住宅=カーボンオフ住宅は、家庭用二次電池の開発によっている。パナソニック電工は直流配電盤を完成させており、それに太陽光発電、LRD照明、液晶テレビ、可能なら直流家電を結びつける、または交流と直流を使い分ける必要がある。オフィスの熱ではパソコン電源の発熱が大きい。直流電源にすれば、経済的にも環境的にも節約になる。
 以下、ハウスメーカーの商品を並べる。20100402c

 

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