CO2削減はオール電化か燃料電池か太陽熱か
太陽光発電など再利用可能エネルギーを採用すると電圧が落差ができる。それを自動的に計測制御できるホームエネルギーマネージメントが必要。ガス会社は、ガスも含めたスマートエナジーネットワークを検討している。これらの実現には、電力網に高機能の二次電池を開発設置する必要がある(資源エネルギー庁)。二次電池からプラグインEV(電気自動車)を使うことになる。
太陽光発電と組み合わせるエネルギーとして日本で急速に普及しているのはオール電化+エコキュートである。夜間電力でヒートポンプを動かす。
これに対して、ガス会社などは、燃料電池コージェネ発電で対抗するが設置費用が高い。が、大阪ガスは発電効率の高いPEFC(固体高分子型燃料電池)でコストダウンをもくとむ。エコウィルはガス発電によるコージェネ。東京ガスでは(ノーリツも開発)、太陽熱と高効率給湯器を組み合わせたエコジョーズを商品化している。これは設置費用が格段に安い。しかも、太陽光発電は15%程度の電気効率だが、太陽熱は給湯は約50%。太陽熱システムと床暖房を組み合わせた商品もある。
地中熱(ジオパワー)は日本では利用が少ないが、米国・スウェーデンでは一般的。
これらを年間CO2排出量と年間光熱費一覧にしたものが、以下のグラフ。
CO2削減をめざすなら太陽光発電とエネファーム。光熱費を抑制したいなら、余剰電力買取制度、今後の全量買取も考えるとエコキュートか。料理もしらいならエネファームも悪くない。
いずれにせよ、CO2ゼロ住宅=カーボンオフ住宅は、家庭用二次電池の開発によっている。パナソニック電工は直流配電盤を完成させており、それに太陽光発電、LRD照明、液晶テレビ、可能なら直流家電を結びつける、または交流と直流を使い分ける必要がある。オフィスの熱ではパソコン電源の発熱が大きい。直流電源にすれば、経済的にも環境的にも節約になる。
以下、ハウスメーカーの商品を並べる。
| 固定リンク
「環境」カテゴリの記事
- 津門川沿い遊歩道花壇で、協働とイヌバカが競争(2013.11.04)
- 富士御師町と水(2013.07.12)
- 続 花壇水やり(2013.06.12)
- 津門川遊歩道と花壇水やり(2013.06.07)
- 太陽光発電は必要でしょうか?オール電化で良いのでしょうか(2012.06.15)
最近のコメント