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2010年4月 6日 (火)

工学専攻で3日連続CSCDオリエンテーション

大阪大学は、昔、大阪医科工業大学と揶揄されたほど、医学系と工学系が強い。大学院工学専攻は人数も多く、3回に分けてオリエンテーションをする。大学院共通科目を提供するCSCDからも、各10分間の説明の時間をとっていただいたので、望んで私が3回喋ることになった。どうせやるなら、3回とも違う方向から語り、このブログに到着してから4次元的に理解できるようにした。

昨日は、正攻法。CSCDの授業を受けると、
1)コミュニケーション能力の開発に役立つといわれる
2)多様な専攻の学生、文系の奇妙な先生に出あい交流が促進される。
3)コミュニケーションデザインの受講をしていると就職に有利といわれる。
 ※1)3)は一部の学生の噂。2)はいろんな意味で「出あい系授業」といわれる所以

本日は、
 「コミュニケーション能力は教えられない。教えてはいけない」ということを伝えたい。
多様な学生、異なる分野の先生と出会うことで、混乱する、説明に時間と手間を要する。議論の仕方も前提も異なる。そもそも正解がない。たちすくみ、混乱することが重要だ。
 賢い人はいくらでもいる。上には上がある。しかし、じっと考え込み、臨機応変に対応していくことが、己の存在価値を創造することではないか。
 我々はコミュニケーション能力は教えられないが、コミュニケーションデザインの場を提供し、サポートすることはできる。

明日は、
 拡げることと、深めることのバランスについて話したい。個別専攻の学習を深め、工業英語でどんどん深めることとも大切だが、異なる分野や異なる価値観に目配りをするバランスは、もっと重要だろう。何のために研究するのか、どんな生き方をするのか。拡がる思索と深める思考のバランスをとるために、CSCDの授業は大切だろう。CSCDの授業ばかりを履修しているマニアもバランスの欠けたことだと思うが、この説明を聞いても、まったくCSCDのサイトや森栗のブログを覗かない学生がもしいるとしたら、バランスの欠けたことかもしれない。

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