続:公共交通なんかダサい。バイクで行く!
昨日、若者の視点によれば、極端なPTPS(バス専用レーン、バス優先信号)がないと、半額ゾーン運賃でないと利用せんと言い切る若者の意見を考慮して交通計画を考えようとお伝えした。
そうだなあ、大変だなあ、と思ったアナタ、そこの生真面目なアンタ、運輸連合のコーディネート資格なし!
舌三枚必要やと言うたでしょ。
私の答・・・M君、あんたには公共交通乗ってもらわんでもエー。ただ、M君らの親にお伝えする。
「自動二輪の事故死率は、自動車の8.6倍。一生自動車に乗り続けたら交通事故死する確立が0.005%であったものが、0.04%と危険率向上。(http://www3.ocn.ne.jp/~daybreak/moto/105.html )もし学生全員が自家用車で通学する学生2万の大阪大学があれば、学生が入れ替わる4年ごとに、確実に自動車事故死亡者を1人出すが、2万人学生全員がバイク通学すれば、4年毎に確実にバイク事故死亡者を着実に8.6人積み上げる(毎年2人以上の学生を殺す)計算」
親御さんにお伺いします。安くて便利なバイクを買ってやってるか、便利で半額になり乗換え無料のゾーン運賃になった(可能性)公共交通を利用するか、ご家族で話し合ってください。
M君にはよびかけません。M君のお母さん、それでもバイクで良いですか・・・。
こんなエグイ計算をする知恵と恫喝的呼掛けをする舌が、コーディネーターには必要です。
昔、雀も通わぬ山の中、大阪外大でバイク乗り回し学生と対峙するとき、この論理を使って、「学生の自由を認めろ」と言う教授会を黙らせました。その上で、箕面駅、茨木駅からのシャトルバスを走らせたのは、実は私。今では誰もご存じないでしょうが・・・。
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