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2010年1月10日 (日)

もったいない宣言の実質化を求める

U市では、第2回もったいない全国大会を行い、市民にもったいない宣言を求めている。
1 ものは無駄遣いせず,食べ物は残さないように計画的に購入します
2 シャンプーや洗剤などは,詰め替え可能な商品を購入します
3 ごみを減らすため,資源物のリサイクルに積極的に努めます
4 買い物にはマイバッグを持参し,過剰包装は断ります
5 冷暖房の温度設定は,夏は28℃,冬は20℃を目安にします
6 歯みがきやシャワーのときなど,水の出しっぱなしをやめます
7 駐停車中は,車のエンジンを切ります
これでは国防婦人会の「欲しがりません勝つまでは」と同じ。ゴミ減量と温暖化防止というが、この中身では市民は宣言と温暖化防止の到達目標が見えず(その報告も見当たらず)効果的施策とはいえない。
 この点A市のもったいない宣言は
マイカー利用1割抑制    144kg
マイバック        72kg
省エネ照明        36kg
エアコン1℃節約     30kg
プラズマTV1時間抑制   27kg
分別リサイクル      18kg
冷蔵庫内整理       16kg
ブラウン管TV1時間抑制 11kg
詰め替え簡易包装商品の積極購入 10kg
等12項目あり、年間削減CO2量が明示され、HPにCO2削減量総量とゴミ削減総量が表示されている。
 しかし、ではそのCO2削減量はどのような家族世帯を対象にしているのかがわからない。そこで宣言のFAX提出先のA市エコセンターに電話で尋ねたが要領を得ない。
 そもそもCO2削減を考えるには、現状のCO2量を測定し、エコ宣言して1年間減らし、結果をみなければならない。民生部門のCO2は、ゴミ総量+電気・ガス・水道総量+自家用車+石油消費量で計測する。電気使用量×0.358㎏/CO2・年:ガス使用量×2.083㎏/CO2・年で計算する。A市の計算で考えるとマイカー1台やめると1440kg削減
マイカー利用1割削減  144kg
エコカーにする(燃費7.5割)   1080kg
マイカー通勤をやめる20日/30日 960㎏
マイカーをもたず、プチレンタカーにする 1296㎏
 ×台数 となる。数字を見れば瞭然。マイカーこそ民生部門最大のCO2対象なのに、それを除いてごみ減量でCO2削減というのは無理がある。U市の駐車場でエンジンを切りましょうなんて宣言では、CO2削減は難しい。本当は、マイカー(台数分)を含めて、電気・ガス・水道・ゴミ総量量で計測し、減量の目安としての12項目がある。こうして計測し、1年後を再度フィードバックして減量値を聞き出し総量計算するのが協働型環境運動ではなかろうか。

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