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2010年1月12日 (火)

運輸連合の戦術(ターミナル整備)

今後の社会構築における構成要素は、情報、エネルギー、そして交通である。これらは、ネットワーク系であり、その結節点の整備、コントロール、広義のスマートグリッドが重要である。
 大きな話では、北陸新幹線新高岡駅に、万葉線電車を城端線に乗り入れ、市街地の衰退を防ごうという市民提案がある。素晴らしい提案であるが、インフラの整備には一定の予算が必要となり、合意形成に課題が残る。
 中程度の話としては、高速道路のバスストップを、鉄道の駅に結びつけ、エレベーターなどを整備する方法がある。四国方面のバスが通過する高速舞子バス停は、JR舞子駅、山陽舞子駅とエレベーターで接続している。明石海峡大橋の橋梁基部であり、高速道路が高い位置にあるからだ。JR・山陽電車も快速・特急を停めたので便利、利用者が多い。また、四国の高速道路インターのバス停に、駐車場を設けてパーク&ライドを民間事業者や自治体がすすめている。
 もう少し小規模、すぐできるものとしては、現状で結節している名神深草バス停と京阪藤森駅の情報をより便利にする方法。現状でも、大阪から東に向かう高速バスは、京都駅に寄らないものも多い。それらは深草バス停に停まるので利用者が多い。ところが、名神深草には、京阪藤森駅で連絡しており、京阪深草駅では接続していない。JR藤森駅もあるが、まったく別のところ。しかも、京阪だから、京都駅にはどういったら良いかわからない。嵐山へどう行ったらよいかわからない。定期観光バスがどこから出ているのかわからない。
 観光京都の運輸連合は、事業者が協力して、
①名神深草バス停を「名神京都深草バス停」と名称変更する
②京阪藤森駅を「名神深草」、深草駅を「深草龍谷大学」と名称変更する
 (この費用くらいは、龍谷大学がCSRとして負担すべきだろう)
③深草バス停に「京都駅へは京阪東福寺でJRに乗換え」「定期観光バスは京阪三条駅から」「奈良へは大阪方面、丹波橋駅で近鉄乗換え」「嵐山へは、京阪三条から地下鉄天神川経由嵐電嵐山へ渋滞知らず」と地図付で掲示し、その内容をバス各社に通知。バス各社は、その内容をホームページに反映させる。
④京阪電車・名神高速バスの連絡早見表をつくり、京阪四条祇園駅、三条駅に掲示する。
 以上、ほとんど予算不要、事業者の知恵と協働で可能。
ここまでくれば、行政は京阪電車「名神深草駅」と「名神京都深草バス停を結びつけるエレベーターを整備するだけだろう。
 連携でソフトを整備し、その方向でハードを整備する。ハードを先にしようとするから、動けないし、整備しても活用できない。

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