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2009年12月 2日 (水)

華麗なる白内障手術

私は両目とも0.1以下、最近加齢により左緑内障、ガラス体のゼリーがぶよぶよに水になって網膜を加圧、一部が欠損している。神経だから再生不可能で点眼液で眼圧を抑えている。近所の眼科で検眼してもらうと、どう強制レンズを入れても、左は0.7を上回らない。「無理でしょうね」との検査技師の一言で途方にくれていた。

ところが、医学専攻の受講生の依頼で、大阪市内の某病院で、チーム医療のコミュニケーションに関するワークショップをコーディネートした。そのとき、「眼の手術やったらこの病院、ピカ一です」と言われるがまま、検診してもらい、すすめられるまま白内障手術をした。昨週が左目、昨日が右目。水晶体に切れ目を入れ、タンパク白濁を吸い取る。「眼が重くなりますよ」との医師の声とともに、チュルチュルと吸い取られる。そこに、左右にバネ髭のついた眼内レンズを入れる。先週は、老眼で乱視の片目で辛かったが、本日より両目開眼。しかも太陽光線がまぶしくない。レンズはUVカットなのである。

この病院では、手術台を動かすときには「動かしますよ」、手術が終われば「うまくいきました」と、見事な気遣い。眼にメスを入れる患者の緊張をよく理解していただいていた。多根病院の皆様、ありがとうございました。

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