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2009年12月 8日 (火)

【学部演習】【院交通まちコミ予習】

【学部演習】新長田さるく(まち歩き)地図の途中経過、みごと。20日10:30-中之島センターでの発表を期待する。20日までは新長田に集中したいという意向、了承。三宮東地区の地図は、12月20日以降に分担して取り組むよう。1月中旬より、レポート・試験が迫る。はやくとりかかるように。

【院交通まちコミ】8日の土井先生の授業で森栗が「なるほど」と以下のメモをとった。 ▼安売り合戦はなぜ困るのか⇒関係性を再生産できない。未来を消費することになる(ブログ12月7日篠山畳屋記事参考) ▼モードの設計ではなく人の移動をいかに担保する総合交通政策が必要だ ▼渋滞は38億時間・人 で11兆円の損失というが、本当は便利クルマなのにハコに拘束強制されるという苦痛・相互不信が問題(心の欠損) ▼人は金だけでは動かない【ⅰ便益費用(カネはかかるが面倒でない、安心、わかりやすい) ⅱ社会的規範 ⅲ実現可能性(なるほど!それならできる、やってみたい)】をふまえて主体的に順位づけをしている。ここに切り込むには対面コミュニケーション、言葉が重要。(「毎月20日はノーマイカーデー」というチラシをなんぼ配ってもダメ! それならできると思わにゃ! 面倒やないしやってみようかと思わさにゃ! それがないのにモビリティ・マネージメントの形だけをしようとチラシを刷っているから失敗する)

宿題土井先生高速道路無料化再考資料(朝日新聞20091022を読んで、郷土史家、副大臣、愛媛県観光協会、海好きエッセイストの立場のいずれかをとり、ロジックを考えてくること。19日の構成は、①高速道路無料化を考えよう  ②民主党のマニフェストを見ると ③いろんな意見を理解しよう ④無料化でもお金はかかる ⑤時間と距離が交通を考える要素 ⑥交通手段選択は微妙なバランスで決まる ※ということは、土井先生は民主党マニフェストを逆手にとって無料化再考を考えておられる。院生たるもの、先回りしてマニフェストを見ておくのは科学の専門家として当然です。

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