ウィンザーホテルから見る洞爺湖
サミットのあったウィンザーホテルに2泊しシェフ・ミッシェルブラスの三ツ星をいただき、なかから温かいソースが流れ出るデザート・クーランなどを食した。私には、このデザート(と料金)以外、物凄いと思えるものは無かった。ただ、地場の野菜の美味しさをうまく活かしているなあとは思った。星があろうがなかろうが、料理って素材選びとその特色を活かした調和だけなんだと思った。洞爺のある北海道南西太平洋岸は、ホタテなど豊かな海と温暖な気候に育まれる野菜で、北海道の湘南と言われ、伊達市には多くの退職者が定住する。その地の利、いや地の理を活かした料理であった。
翌朝、洞爺湖の日の出を撮ってみた。外輪山と湖・中ノ島、それにまとわりつく低い雲、月明りの幻想の空が白み、雲の下のわずかな隙から光が差し込む。昔、アイヌの人々がこの日の出を見たら、神を見たのであろうと、山上のホテルの大きな窓から眺めた。
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