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2009年11月18日 (水)

北海道のワインづくり

ウィンザー城の真下の月浦農園を名ソムリエの案内で訪問した。果実の産地だったので、温暖で霧が少なく、湖風が吹く気候・地味を考慮して1986年に畑を開き、地域にあった品種を探した。1年に1回収穫できるから、14年試行錯誤して、収量を抑え選果し、醸造を始めた2000年、有珠岳噴火があったが、乗り越えた。もっと寒い土地でワインを作り、酸味が強いのが料理に合うと評価されるものもある一方で、酸や糖、他のワインをブレンドして作るところもある。しかし、葡萄は工業原料ではなく、一本の木から一本のワイン、ワイン作りは農業である。その上で、収量の少ない年には、凝縮された果汁がとれ良いワインを研究する。収量の多い年には、果汁を少しづつ分けて加工を加えたもの、加工を急がずねかすものなど、状況に応じて研究できる。Img_01661 Img_01671

無原則にブレンドするでなく、かたくなに手を加えることを拒否するでなく、自然の恵みの状況にあわせて、柔軟に多様なワイン作りを試し続けるところに、考える農業としての月浦ワインがある。ものづくりの生き方を教えられた。

ちなみに、サミットの総理婦人昼食会では、食前酒として月浦の赤ワインが採用された。

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