長谷寺観音詣で
暖かい秋の休日、朝5時に起きて、TV時事放談を見ながら食事、7時夫婦で長谷寺に向かった。山麓の駅を谷底まで降りると、深い山里に街道と門前町が広がる。わが国観音信仰の発祥・中心とは知っていても、初めて詣でた。山門を入ると延々と続く階段を木造の登廊が覆う。一段一段昇りきると国宝の本堂があり、我が国で最大の木造の仏さま(像高三丈三尺六寸1018.0cm)本尊観音菩薩がまつられている。志納で特別参拝をした。
入り口で僧侶に香と五色の糸結びをつけていただき、観音様の足元に行き、その御足に触れさせていただいた。つれあいは右足、私は左足に頭をつけてすがりつき、子どもたちのことのみを一願すると、涙が出てきた。観音様の周りを巡ると、僧が頭に水を注ぎ結縁灌頂をしてくれる。事後、境内を巡るが、目当ての紅葉など忘れ、五色の糸を結んだまま感動していた。
信仰心などあまりない私でも心を動かされた。長谷の観音様はすごい。
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