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2009年10月12日 (月)

定年と寿命

近世武士の隠居は40歳といわれる。当時は飢饉や子ども死が多く、平均成人寿命を推定することは難しいが50は越えないだろう。1930年に鉄道省が高給高齢者1万人を整理したとき平均寿命が45歳。1933年、内務省調査によれば、定年制度ありが40%、うち50歳60%、55歳30%、定年の平均が51.8歳。平均寿命が48歳。第二次産業革命と都市化のなかで、寿命が延び、定年制度を検討していたことが伺える。

1947年、初めて平均寿命が50歳を越え、1950年戦後復興の中で労働力が不足し、大部分の大企業が55歳定年となった。1954年、厚生年金受給が60歳とされた。2003年、改正高齢者雇用安定法により、年金支給年齢は引き上げられたが、定年延長は、努力目標、個別対応となった。

上は霞ヶ関天下り問題、下は公務員の二次勤め先:□□人材センターから、大企業の出先出向も含め、高齢化にともなう、働き場探しで、財源がないなか、特定の人が分捕りすぎだから問題となっている。

大切なことは、民間も含めて少ないながらも公平に分け与える年金制度とともに、お金だけでなく、己がどんな役割ができるのか、何を生きがいとするのかではないか。定年におびえる閑があれば、今、自分がせねばならぬことを、しっかりやりたいものである。

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