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2009年9月 3日 (木)

続続続:高齢者免許返納制度のコツ

クルマに乗れなくなったら人間じゃないとばかりに、福祉輸送しかない町。高齢者をダシに、バス会社とのしがらみで、近くにバス路線のない高齢者にまで配られる敬老パス。実際は、元気で移動しようにも、どんどんバス路線を削られる。高齢者が、欲しい移動サービスを受けれないので、死ぬまでクルマに頼らねばならない町は、誰にとっても豊かとは言えまい。

免許返納制度が「高齢者から免許を取り上げる」というのは、まちづくりの将来ビジョンを含めて考えたとき、バランスの欠いた議論だ。免許返納制度を活用して、安心してクルマなしでも暮らせる町をどうつくるのか。そこが課題なのだ。高知県は、なぜ、高齢者の引き起こす死亡事故比率を減らしているのか。クルマなしでも、高齢者の暮らしを尊敬をもって守ろうとしているから、高齢者は安心して免許返納できるのではないか。高知県と同じ政策のように見えても、その作り方の哲学が大きく異なれば、高齢者はハンドルを手放さない。そういう町は、誰にとっても、良い町ではなく、活気がない。活性化は、多様な人々の喜びと安心が作るのだから。活性化として、商工会議所が独自予算で安心乗合タクシーを走らす伊達市は、良い町なのだ。

ということで、高齢者免許返納制度について、4ヶ日こだわった。お付き合いくださりありがとうございました。

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