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2009年8月

2009年8月31日 (月)

高齢者免許返納制度のコツ

高齢ドライバーがひきおこす交通事故を減らすため、自治体・警察は運転免許証の自主返納を推進・支援する制度を導入している。バスやタクシーの利用券や割引制度が受けられる制度だが、実施後は返納者が急増。鹿沼市では昨年4月から、免許証を自主返納した65歳以上の高齢者に、市民バス「リーバス」の利用券1100円分(100円券11枚つづり)を交付している。導入のきっかけは事故防止とバスの利用促進。市は運行会社に補助金を出しているが、乗客数が減少していた。これまで市民の返納者は1年間で10〜20人ほどだったが、制度導入後は急増し、昨年度の返納制度利用者は43人。市民活動支援課は「このままのペースでいけば、今年度は3倍ほどの利用者になる」と話す。小山市も、警察署などで交付を受けられる「運転経歴証明書」での照会などにより、コミュニティーバスの1年間の定期乗車券を支給する。さらに、県タクシー協会(宇都宮市)は今月1日から、高齢者に限らず自主返納者が「運転経歴証明書」を提示すれば運賃を1割引く。同協会は「年々タクシーの利用者は減っている。利用客の拡大のためぜひ活用していただきたい」とした。県警交通企画課は「返納の促進は事故防止の一環で、免許を取り上げるものではない。事故で困るのは本人だけではない。危ないと思ったら家族の方からも返納を促してほしい」と話している。 【出典:産経新聞】福祉の杜4月19日

栃木県の取組みは素晴らしい。栃木のタクシー会社は高い志、長期的視点で商売上手。

障害者(右半身不随)は、そのため車を改造し、練習もし何とか生活しているが、バス路線が減少・廃止の現状、あったとしても乗り場までの問題、今のまま(タクシーの障害割引)では十分とはいえない。だから、高齢者も単なる免許取り上げではなく、乗り合いタクシー「あずみん」の運行をしている安曇野市のように、電話をすれば自宅まで迎えに来てくれる(料金300円) ことが必要。この制度があって、安心して運転免許返納者が増えている。 href="http://blog.goo.ne.jp/yoshi13711/e/9979c4064b677dd29d1b3d7f5177435e">(8月25日いたこわ漫遊喜)。下関市豊北町粟野地区(人口1085人で高齢化率43・1%)。山間部を含め10の集落が点在。路線バスはなく、病院やスーパーがある隣の地区には粟野地区の中心部から片道約10キロ。タクシーで2000円前後かかる。「負担の軽減を」と市の補助金を基に粟野地区振興協議会が今年3月から「乗り合いタクシー」制度を始めた。事前に予約すれば、同地区在住者ならば誰でも利用でき、地区内なら300円、隣接地区までなら500円を払えば自由に乗降可能。吉永シズエさん(85)は「安くて便利。外出の機会も増えた」と重宝する。【出典:毎日新聞】いたこわ漫遊喜8月25日

栃木のタクシー会社は自主的に1割引することで、お客を増やそうとしている。山口県では、タクシー会社は「厳しい経営なのにできない」という。仕方ないので粟野のような取組みとなるのであろう。高速道路無料化だけではなく、本当に困っている過疎地、高齢者・障害者、事業者・地域・自治体の血のにじむような取組みを的確に支援する国の役割が大切ではないか。ネッ、民主党環境部会のF代議士、I代議士。祝当選、期待しております。

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2009年8月27日 (木)

過疎地の交通をいかに支えるか

某市でのこと

コミバスが無理で、タクシーによる路線的運行:コミタクの手がある。しかし、これでもうまくいかない場合どうするか。
A)私案(行政=タクシー会社)
  安曇野市、伊達市などでは、前日までにタクシー会社が電話を受ければ、希望者を巡って送り、迎えをする。時間は、事前に設定されていることもあればそうでないこともある。既存タクシーの立場もあるので、区別するため、時間指定か。そのかわり、受付はタクシー会社にしてほしい
 料金は、セダン型の場合、地域ゾーンー目的地ゾーンの最短距離の通常タクシー料金の半額程度、定額と? 3人4人乗ることもあるので、低めの設定でタクシー会社は理解して欲しい。たくさん乗るようだと、大型ジャンボ8人乗りとして、料金を1/3程度か?
  行政は、タクシー補助券制度を拡充する(通院を年間50日とすれば、補助券は100枚必要だが???)
B)案(行政とタクシー会社が話し合っても、お願い=要求 関係になる
  安曇野市、伊達市、小高町では、商工会議所が活性化として責任をもってやっている。
  市役所は、電話受け継ぎの費用を負担するのみ
  @500円程度で、商工会議所の活性化としているが、A案と同じでも、    (商工会議所=タクシー会社)となり、その赤負担とタクシー会社収益は、民間ベースとなる。
 コミタク、またはタクシーデマンドは、下手をするとタクシー事業者の行政依存となる。行政、タクシー会社一体となって、地域課題を解決する姿勢が必要だ。

一つの考え方・・・社会実験として、商工会議所・市役所が一緒になって、商業活性化としてすすめる。社会実験のときは、商工会議所・行政が計画段階から参加。国の地域公共交通活性化連携会議なら国1/2 市1/4 商工会議所 1/4 でできる。対タクシー会社は、商工会議所と行政とが一緒になってご説明。行先ソーンは、中心商店街を含む大きなゾーンとなり、バス路線とかぶってもOK。市の副市長(連携会議委員長)が、商工会議所におもむいて、協力要請をする必要があるか?

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2009年8月26日 (水)

利益相反における住民協働

地域は難しい。コミバスを走らせたいと運動しているAさんもおれば、迷惑施設バスに抗議したBさんもいる。Bの立場からすれば、Aのコミバスは避けたい。とりまとめるのは難しいなあと思い悩むCさん。こんな利益相反の場合どうすれば良いのか? だからこそ、住民みんなで考えるプラットフォームが必要だ。Aさんの思いも、Bさんの思いも、出し合って考えてみる。そのためには、誰かに責任を負わせるのではなく、学識のような外部コーディネータが一切の責任を負うべきだ。わざわざ外部から来て、専門的なアドバイスを公平にしてくれるコーディネータの声に、皆が耳を傾けるだろう。

(A+B+C)×行政 で、▼迷惑施設バス追放、▼Aさん地区の高台バス、すべての課題を皆で考えてみることが大切。話し合った結果、①短期的には緊急課題の高台バスを走らせる。②中期的にはコミバスが走ったあとで、迷惑施設と話し合い、迷惑バスを活用した地域移動システムにする。迷惑施設が理解せねば、皆で追放運動もあり。

こういう戦略的な思考に、皆がたてるかどうか?これを支援する行政力や、しなやかな市民力が問われている。タテマエやメンツにこだわり、行政力や市民力がないと、いくら優秀なコーディネーターでも、どうしようもない。

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2009年8月25日 (火)

おまえら、そもそも考えがない!

某行政マンから聞いた。住民協働の企画を書くと、庁内からも市民からも、「何がしたいのかわからん。考えがない」と叱責されるという。

確かに、賢人市長がいて、一気に富山ライトレールを引いて、市民のクルマ依存を脱却するやり方もある。お金があれば(国とのつながりがあれば)富山方式も可能だろう。ただ、この政治主導は、結果、誰も乗らないコミバスを走らす可能性もある。

「考え」を示すやり方もあれば、住民協働ですすめるやり方もある。いや、この方がカネ無い・勇気無い・合意無い困難な現場では、一般手法かもしれない。現場で住民の声に耳を傾け、市民から「考えがない。市の考えをしめせ」と言われたら、「ニーズやウォンツを本当に知っているのは市民ですから、聞きに来ました。あなたの考えはどうですか」と率直に聞き返す(切り返す)勇気が必要だ。

有能な個人のビジョン(考え)を示すよりも、人々の「~だったらエーなあ」(ドリーム)に耳をすませ、それを具体的なビジョンや行程に組み立て、再度現場に伝える(投げかける)。「考え」よりも、聞き、伝えるなかでの現場コミュニケーションこそ重要ではないか。困難を、ニコッと笑って受け止め(聞く)、そこからビジョンと戦略行程を示して、庁内外の仲間を集め、みんなで議論を進める勇気が必要だ。

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2009年8月24日 (月)

地蔵盆

江戸屋稲荷だが、関西は地蔵。8月24日は、地蔵盆。その宵の23日は、神戸・大阪の街角に、赤い卍マークの提灯があちこちにともる。子どもたちに、供物のお菓子のお下がりが配られ、忘れえぬ「町と子ども」の記憶になっている。阪神大震災は、お地蔵さんが守る町を襲ったのだ。私は、地蔵を通じて町に思いを寄せる人々から聞き書きをして、少しまとめたことがある。震災と地蔵コミュニティ

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2009年8月23日 (日)

さくらやまなみバスで行く「信州」

さくらやまなみバスの一日券(1200円)を、西北駅構内のアズナス店で買うとおたのしみマップがついてくる(サイトには地図がない)。10:25西Img_00181 宮北口発、11:19舟坂橋。観光案内の地図をみて、棚田を通り萱葺民家、山王神社をめぐり、竹藪を通って舟坂小学校へ(モデルはつれあい)。Img_00191 夏の木陰を通る風が気持ちよい。小さな村の小学校も美しい。バス停には、有機野菜の自動販売機がある(100円)。少し入ると、珈琲ベルグ(信州)がある。信州でテニス・スキー三昧をし、甲子園口で珈琲店を開いていたご主人の店。大きな木曽檜や野麦峠の白樺の柱がある山小屋風。ピアノがあってコンサートもあるようだ。1500円のロールキャベツは、たくさんの前菜と信州ジュース、デザートがついている。1200円のビーフシチューもおいしい。豊かな素材で、家庭風に味付けしている。Img_00221 ゆったりと景色を楽しみながら食事して、13:19舟坂橋発、山口センター13:28着(有馬川沿いを散策し)13:42発⇒有馬温泉13:59着。太閤橋脇から川に降り、河床を歩き、ねね橋(赤)を渡って、佃煮屋を曲がって天神泉源、有馬筆を越えていわなり泉源、玩具博物館。金の湯に入って、15:49発のさくらやまなみバスに乗ると、16:59西宮北口駅着。

萱葺、竹藪、山小屋、温泉。舟坂、有馬は、西宮の信州ですね。

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2009年8月22日 (土)

先生、クルマ社会ですよ。自由にクルマに乗って何が悪い!メタボのどこが悪い?

社会動向を個人の嗜好(志向)性にのみ限定して考えるのは、政策放棄、職務怠慢。

後期高齢者は、クルマに乗りたくって乗っているわけではない。乗らざるを得ない、バスの自由撤退、地域の若者の減少、厳しい現実の中で、ハンドルを握るしか、通院、買い物などの日常を支えられない。そんなら、施設に集めてと考えるのは浅はかなことである。人は、食べて息して生きているのではない。

慣れ親しんだ風景、家屋、記憶を共有できる仲間:コミュニティの声かけあい。その中で暮らしている。最低限のインフラ整備によって、在宅で誇りを持って生きたい、終の棲家で死にたいという交通弱者の声が聞こえねば、行政マンとしては失格だ。

好きでクルマに乗っている壮年ドライバーにも問題がある。彼らの健康が担保できねば、医療保険の平均点数が上がり、地域の医療費負担が破綻する。

自動車偏重と肥満の関係:17カ国で比較調査. 米国では、徒歩や自転車、公共交通機関で移動するのは人口のわずか12%であり、3人に1人が肥満。定期的な運動が健康に良いことを示す証拠は十分にあるが、国ごとの統計的研究から、自動車を利用せずに徒歩や自転車、公共交通機関で移動すると肥満の予防になることが証明された。「言われなくても分かっているよ!」と思われるかもしれないが、テネシー大学のDavid Bassett教授と、ラトガーズ大学のJohn Pucher教授は、「能動的移動手段(active transportation)」[本人が能動的に動く必要がある交通手段]と肥満率の間に強い関連性を見出した。

「一般に、能動的移動手段の利用水準がきわめて高い国々は、肥満率が最低水準だった。欧州諸国では、米国やオーストラリア、カナダと比べて、徒歩や自転車で移動するのがごく普通だ。これらの国では、能動的移動手段が肥満と反比例の関係にある」と、Bassett教授とPucher教授は「Walking, Cycling, and Obesity Rates in Europe, North America, and Australia(欧州、北米、オーストラリアにおける徒歩、自転車での移動と肥満率)」『Journal of Physical Activity and Health』に発表した。Bassett教授とPucher教授が、17カ国における健康と移動手段に関するデータを検証した論文によると、米国での移動手段は徒歩が9%、自転車が1%、バスまたは電車が2%で、米国人の25〜33%が肥満だった。研究対象となった他の国々のデータは以下の通り。

ラトビア:67%が能動的移動手段⇒14%が肥満
スウェーデン:62%が能動的移動手段⇒9%が肥満
オランダ:52%が能動的移動手段⇒11%が肥満
カナダ:19%が能動的移動手段⇒23%が肥満
豪州:14%が能動的移動手段⇒21%が肥満
 全体的に見ると、欧州人は米国人の3倍の距離を歩き、5倍の距離を自転車で移動している。欧州人は年平均約381km歩き、約187km自転車で移動しているのに対し、米国人の徒歩での移動距離は年平均約140km、自転車での移動距離は約39kmだ。

こうした運動量の差を体重に換算すると、欧州人は、米国人よりも約2.3〜4.1kg分余計にカロリーを消費していることになる。別の角度から比較すると、1日に歩く平均の歩数はスイス人が9700歩、日本人は7200歩、米国人は5900歩だ。

こうしたデータを、米国人は怠惰で車が大好きだからという理由に結びつけるのは容易だろうが、本当はそう簡単ではない。欧州の都市は建物や施設が密集し、交通網が高度に発達していることが多い。一方、米国の都市はスプロール化[都市が無秩序に拡大していくこと]が進み、公共交通機関のインフラは一般にそれほど整備されていないので、車を使わずに徒歩や自転車で移動するのが難しい場合がある。

肥満に関係した要因は複数あるし、研究者たちも、「能動的移動手段」が肥満を解消すると完全に証明したわけではない。しかし、カリフォルニア大学デイビス校Sustainable Transportation Centerの責任者であるSusan Handy氏がAP通信に語ったように、Bassett教授らの研究は興味深い。「問題は、今後はどうするのかということだ。米国の人々を歩かせたり自転車で移動させたりするにはどうしたら良いのだろうか」と、Handy氏は語っている。

[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/福岡洋一]WIRED NEWS 原文(English)2009年1月5日http://wiredvision.jp/news/200901/2009010521.html

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2009年8月21日 (金)

クルマ常用者と睡眠時無呼吸症候群

警察庁の調査によると、自動車運転免許所有者の8%近くが、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるということです

全産業における年齢階級別死亡構造は,バスタブ型で,中年層の事故・災害発生が最も少なく安定した年齢層であると言える。しかし自動車運転を生業とする,トラックドライバーの年齢階級別死亡構造は,逆バスタブ型を示している。安全に対して知識,体力,気力も充実している年齢層の人たちが,最も多く亡くなっているのだ。この死亡構造の特異な特徴は,一体何を意味しているのだろうか。
 中年トラックドライバーの多くは,プロの運転手である。しかしその事故調書に,「前方不注意」と記してあることは信じ難いことである。事故の恐ろしさを知っているプロが前方不注意,ではないのである。いつもの高速道の料金所で,ノーブレーキ状態の追突事故をおこし,調書には前方不注意と書いてあるのだ。クルマの常用利用は、睡眠時無呼吸症候群のような症状を呼び込んでいるのです。 三戸秀樹「交通災害低減への基本的視点」(「労働の科学」59-3、2004年)

睡眠時無呼吸症候群 トラックドライバー(全日本トラック協会)の5頁に簡易テストがあります。10点以上のドライバーは、医師の診察を受け、クルマ運転をときには控えましょう。

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続高速道路無料化と暫定税率撤廃→地方の高齢者の移動

000036297昨日、クルマ優遇政策は、環境面と健康面、それにコミュニティの維持に関して問題があることを指摘した。それに追加して、地方都市の後期高齢者の移動実態について、追加報告する。

表は、宮崎都市圏のパーソントリップ調査から見つけた。この20年で、地方都市では、後期高齢になっても、クルマに依存しなければならない苦しい状況がある。乗らないからバス路線が撤退するのか、バス路線が頼りにならないから、クルマが必要で、クルマの置ける郊外に住宅を作ってきたのか?

好きでクルマに乗ってるんだから良いではないかというのは違う。総務省調べによれば、70歳で国民はできれば公共交通で移動したいと思っているのだ。だのに、宮崎ではそれができない。その結果としての、認知ドライバー高速道路逆走なのである。ことは、宮崎だけの問題ではない。土井勉「公共交通を取り巻く負のスパイラルからの脱却と事業主体ーまちづくりと総合交通政策と経営の視点から」『運輸と経済』2008年4月号

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2009年8月20日 (木)

高速無料化とガソリン税暫定税率撤廃

高速無料化とガソリン税暫定税率撤廃は、民主党のマニフェストにあり、選挙期間中であるから、事実だけを伝えたい。

要は、道路公団(道路会社)とファミリー企業(天下り先)、それに道路特定財源を切って、官僚依存の政治を断ち切ろうという。しかし、今回の土日お盆高速1000円で、フェリー会社が廃業寸前、JRもお盆は8%旅客減と発表がありました。環境負荷も心配です。

公共交通なんか使わない、クルマを使いやすいようにしてほしいというのが、大衆の声(衆愚とはいいませんが)なのかもしれませんが、クルマ中心で失うのは、公共交通だけではなく、実は徒歩なのです。Z3

歩かなくなると、メタボ(生活習慣病)になり、糖尿病や心臓疾患、脳梗塞を引き起こすのですが、メタボの原因は、食生活、運動不足、ストレスとあって複合的であり、体質による個人差もあり、説得的なデータを発見できません。

実は、歩かなくなるともう一つ失うものがあります。それは、出会いのあいさつ、コミュニケーション、さらには地域や近隣への愛着心だという研究があります(鈴木春菜さん[京都大学大学院生])。

もちろん、民主党と社民党の幹事長合意では、環境や公共交通維持に関する合意もあります。今は争点とはなっていませんが、政権がどうあれ、環境や公共交通維持、とくに徒歩の確保は、クルマ依存の大衆社会だからこそ、次の政権後半では大きな社会課題になると思われます。

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2009年8月19日 (水)

土木文化カフェ(その1)

ブログでここまで、密教と土木をひっぱてきて、集会のご案内です。すみません。最近は、大学がここまでせなばならんのです。その鉄砲玉です。

◆土木文化カフェ(その1)「空海の密教から、生活者視点の技術計画を再検討する」◆
■日時/定員/申込方法など  9月19日(土曜)16時~18時/30名/
■申し込み方法:メールkurimori2007@maia.eonet.ne.jp  で件名「土木文化カフェ」 
■於:京阪なにわばし駅B1 大阪市中之島公会堂東降りてすぐ
■プログラムリード  土木工学は正義を目的とするが、今日、技術先行で、市民目線から離 れることも少なくない。空海は古代宗教者であり、かつ土木博士である。空海の曼荼羅思想から、土木計画の本来あるべき方向を議論したい。 
■ゲスト 秋山孝正(関西大学)
      藤井聡(京都大学)
■カフェマスター  森栗茂一(大阪大学CSCD)

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2009年8月18日 (火)

密教と土木計画⑦

研究の入り口、フィールドワークの二重の意味。

人々の生活の理を見る場合(胎蔵界)、仏眼と宝珠心による一切如来智(偏知院)が重要である。また、陀羅尼明を受持する持明院では、貪り・痴オロカサ、瞋イカリを明王で調伏しようとしている。

その技術智(金剛界)は、地域社会の抱える貪瞋痴を調伏しつつ、にも関わらず、人々の暮らしのなかにある仏をいかに発見する作業である。現場で発せられる本質的な吐露(言葉)に耳を澄ますべきである。地域を見る優しいまなざしや心なしに、何のアンケートか? ヒアリング、聞き取りという高圧的な状況で、誰が本当の事を語ろうか。「聞き込み」と正直に言う学生もいる。君らは、犯罪捜査をやっているのか?

 調査者は、人間社会のなかの情けないような貪瞋痴をみつめつつ、にも関わらずそこにある小さいけれども限りなく尊い智に学びたい。智を発見できるような、人々の変化を誘導するような作動としての社会実験をせねばならない。社会実験という手法のみに心を奪われる己の痴を意識せず、人々の貪瞋痴に怒り諦め、そこにある智を見失うのである。

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2009年8月17日 (月)

密教と土木計画⑤

金剛界曼荼羅の9象限は同じことを形を変えて表現している。最後の4つは根本四会という。最上の成身会では、中心に五智如来を置く。

中心の大日如来は法界体性智=法界の実在性そのものの智恵・普遍性と絶対性を持つ一切智である。

には阿閦如来(アシュクニョライ)で、大円鏡智=法界体性智をすべて映し出す調伏・力を持つ。閦=怒りを克服した者。

には宝生如来が位置し財宝幸福をつかさどる。平等性智=多様性の根底にある分け隔てなく共通性を見出す、力を有する。

西には阿弥陀如来が位置し、妙観察智=共通性のなかにある差異、部分を観察する力 を有する。

には不空成就如来(釈迦如来)が位置し、成所作智=実践智・経験智。

供養会は実践を示し、四波羅密として、

・阿閦の示す金剛薩埵の最上供養は、菩提心をおこす

・宝生の示す金剛宝の最上供養は、心の宝珠:人格を形成する

・無量寿の示す金剛法の最上供養は、人間関係の真のあり方(法)を示す

・不空成就の示す金剛業の最上供養は、人格の向上と社会浄化に励み大日に奉仕(羯磨会)

がある。

 完成形でも実践形でも、技術智は、感情を押さえてすべての情報を照らし合わせ、データー間の共通項をみつけ、個別地域の差異を発見し、実験や現場実践の成果を活かしすことから、土木計画は成り立つ。

 有力者の情に惑わされず、高齢化率・自動車保有率・PT調査結果・介護保険/通院動向・所得階層等を総合的に検討し、異なる階層間の共通関心事項を見つけ、地域特有のニーズとビジョンを明示し、実証実験から学び、適切な交通計画をつくることである。

 いえ、どっかのコミバスの悪口じゃ無いんですが・・・。

 

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2009年8月16日 (日)

密教と土木計画④

金剛界/九会曼荼羅(くえまんだら)は、大日如来の智差別=違いがわかるを示し9つの象限からなる。

Img_00161_2 上転門従因子果(原因:菩提心から出発して実践、そして悟り:点線→)と、下転門従果至因(悟りを開いたものが慈悲ゆえに、未悟者の救済にむかう(逆ルート)がある。

上転門は、①降三世三昧耶会(自分のなかの貪り・痴オロカサ、瞋イカリを調伏)→②降三世会(慈悲から生じる怒りで、人々の貪・痴・瞋を調伏)→③理趣会(感性・煩悩のなかにも真理を見抜く智恵は宿る。大日如来が途上の存在・金剛薩埵の姿で登場)→④一印会(仏として生きとし生けるものとの一体を体得し、即身成仏の理想を認識→⑤4つの曼荼羅の意味を理解し→⑥五智如来に感謝・報恩→⑦微細な行き届く智恵を獲得→⑧人々を導く誓いをたてる→⑨悟りが開かれる となる。

自己の貪瞋痴を知り、人間社会の貪瞋痴を知り、嘆くことなく諦めるでなく、人々の暮らしに智を発見し学び、改めて社会正義を志し、学んだ智を以って実践し、隅々まで行き届く計画をたて、人々を導き、土木計画の専門家として成仏する。土木教育は、自己、社会の貪瞋痴を知り、にも関わらず生活者の智に学ぶことから始めねばならない。ここをすっ飛ばして、計算から入れば、愚かな計測を永遠に繰り返し有害無益となる。

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2009年8月15日 (土)

密教と土木計画③

胎蔵界曼荼羅(実際は[世]界ではなく部)は12院からなり、大日如来を中心とした中台八葉院はじめ中央5院を菩提心(悟り)=因、とし(一点鎖線内)、文殊院以下6院を慈悲=根、とし(点線以内)、外金剛部院を方便=実践の 究竟(くきょう)とした。Img_00131

衆生の「~だったらエーなあ」というドリームは、大日如来の下に菩提心(=やってみよう)となる。それは理性に働きかけ、一方で煩悩降伏の明を受持し、観音の自在慈悲、 及び金剛薩埵の悟りへの強固な誘導・智恵・強い意志により、サポートされビジョンとなる。

市民の小さな、かつ根源的な思いを受けて、多方面要求(煩悩)を理性的に整理し本質を見極め(あれもこれもでではなく、あれかこれか)、かつ現場の言葉を自在に引き寄せ、本質方向に向けて現場を強くファシリテートしていき、ビジョンを示すのが土木計画(法)に関わる専門家(僧)である。その作動を受ける衆生のなかに仏=道理を見出すのが密教の修行かもしれない。土木計画に関わるとは、悟りへの修行である。そういう菩提心から生活(胎蔵)に関わりたい。

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2009年8月14日 (金)

密教と土木計画②

密教の根本経典:大日経では、「菩提心を因とし、大悲を根とし、方便(実践)を究竟(くきょう)とす」(三句の法門)という。今日の土木工学に菩提心(悟りを求める心)はあるか、大悲(慈悲の心)はあるか。方便(技術力)だけでは、土木の目標=社会正義を達成することはできない。
 日本に密教をもたらした空海は、即身成仏(速く成仏する)+密厳国土(現実の世の中を良くしていく)を説いた。密教は利他行による、即身・究極の大乗仏教とされた(本覚思想:1巻入真言門住心品)。

 即身は、地水火風空と認識の六大融合からなり、相としては 四曼(尊象[大]、象徴[三昧耶]、文字[法]、立体[羯磨])である。宇宙とその裏表にある身の構成を知り、インフラ開発の地域協働において、ビジョン[三昧耶]を決めてスローガン[大]を押したて、現場で協働して考え[羯磨]、語合い情報交換し[法]ていく相をすすめる。そのことが、行政マン、研究者の究極のやりがい(成仏=安心立命)となる。

 密厳国土(現実の世の中を良くしていく)ためには四恩[父母の恩、衆生の恩、国王の恩、三宝の恩](家庭・社会・政治・宗教をよく知る)ことが重要である。住民の生活状況、地域の状況経過、法制度及び地域の哲学を充分知った上で、その地域の恩にあわせた絵を描く必要がある。それは、人々の心、人々の言葉(思想)、人々の意思を注意深く観察することから始まる。心・仏・衆生の三密を探らねば、密厳国土はすすめることができない。これは人間レベルでは、身、口、意(三業)として表され、人々の動きや言葉、意思に注意をはらうのである。

 一般に、ユング心理学では曼荼羅が心を表していると分析されたという。しかし密教の文献に、曼荼羅が心を表すと明確に記述されたものはない。むしろ、曼荼羅は個と全体性が融合された〔集合的無意識〕(「ユングと宗教心理学」)=社会システムを表すと考えたほうが良い。曼荼羅は、フロイト的な深層心理を越えた、社会システム及びそれに対する作動=例えば土木工学の表象である。ゆえに、曼荼羅で土木工学の意味を考えることは、土木博士空海を出さずとも根拠のあることだ。

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2009年8月11日 (火)

成人式後記

10数年ぶり、団地下、村の櫨谷幼稚園を訪問Img_0835

お世話になったご近所のBさん(90歳)を訪問Img_0837

つれあいの両親を誘って道後温泉。ぼっちゃんAとマドンナが、記念写真に入ってくれる(写真シャッターは気の利くぼっちゃんB)。にぎたつの道など、街並みを整備されつつある。市民が利用する椿の湯は落ち着いている。松山は何度でも両親を連れていきたい良い町だ。Img_0827 

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2009年8月10日 (月)

成人式

東京に行っている息子を呼び寄せ、二人の子どもの成人式をする。七五三をしてもらった、西神ニュータウン下の諏訪神社をお参りし、家族でお礼のお参りをしたい。

これまで大きな病気もなく、素直に育ってきたことを、神様と子どもたちに感謝したい。二人には、自分を大切にして信ずるところを生きて欲しいと思う。親としては不安がないわけではないが、誇りをもって生きて欲しいと思う。こんなに、大切に思って七五三をしたのだから・・・。

懐かしい、ニュータウンの暮らし、櫨谷幼稚園、あの公園を訪れてみようと思う。彼らにとっては、ニュータウンも故郷なのだ。20年前の記憶を丁寧になぞってみたい。

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2009年8月 8日 (土)

大阪市築港

大阪の海遊館のある築港温泉(銭湯)のFさんから、まちづくりの相談を受けた。河の砂を浚えてできた天保山で有名な場所。大阪商船ビルなど古いビル、レンガづくりの住友倉庫などがあり、多くのアートの若者が集まっている。USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)のアクターの宿舎もある。

秋に地域まつりがあるが、市役所に対する市民の不信感があり、なかなか地域をあげての取組みになりにくいという。最近は財政が苦しく、極端に予算が無い。

しかし、みなアート(皆で港のアート)というサントリーミュージアム、現代美術館、アートスタジオなどのネットワークがあり、多様な企画が出そう。発意した人だけで進めて良いが、「この場所でやらせてもらいます」という挨拶、「ありがとうございます」というお礼。「交流会をしますから、どうですか」という呼掛けが必要。

地域に、他地域のアーティストが入り込むときは、挨拶、お礼、呼掛けが重要だ。苦情、トラブルは、困っている怒っているから出るのではなく、何をしているかわからない教えてくれない、仲間に入れてくれない,寂しいから出るのだ。コーディネーターは、「こーでねーといけない」と指導・主張するのではなく、この点の細心の注意が必要であろう。

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2009年8月 7日 (金)

再生塾基礎編募集

以下のように、交通を活かしたまちづくりの勉強会があります。学生さんも、行政マンも、コンサルさんも、ぜひ、勉強してみてください。関西は凄いでしょ!たくさんの人が身銭を切って勉強しようというのだから・・・。

○日時:平成20 年8 月8 日(土),10 時~17 時
○会場:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5 階特別会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1 丁目3 番49 号
電話:06-6910-8500,URL http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
○参加費:3,000 円(NPO 法人再生塾会員及び賛助会員は無料)
○プログラム:
・まちづくりと交通政策:土井勉神戸国際大学都市環境・観光学科教授
・「持続可能なまちと交通-私の問題意識-」:参加者全員
・公共交通活性化・再生の実践:中川大京都大学大学院工学研究科教授
・公共交通の経営:正司健一神戸大学大学院経営学研究科教授
・市民との協働:森栗茂一大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授
○ 申し込み方法:
・氏名、住所、所属、連絡先(電話、FAX、E-Mail)と参加を希望する旨をご記入のうえ、
下記にFAX もしくはE-Mail でお申込みください。
・お申込みが多数の場合は、定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
・会員及び賛助会員のご案内は、下記にお問い合わせください。
・お申込み先(問い合わせ先):
特定非営利活動法人持続可能なまちと交通をめざす再生塾(略称:NPO 法人再生塾)
事務局(小澤、澤村)
電話:06-6101-7001、FAX:06-6101-7002、E-Mail:seminar@saiseijuku.net
URL:http://www.hnpo.comsapo.net/machikotsu/

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2009年8月 6日 (木)

高齢福祉計画から交通を活かしたUDまちづくりへ

運輸政策機構のアドバイザー派遣(自治体負担なし、2回)で、首都圏のA市を訪れた。A市は2001年に介護保険にあわせ、高齢者移動として、要望地点を結んで100円バスを走らせた。比較的よく乗っているが、赤字がかさむ。曲がって戻っての長すぎる行先不明のコミバスに、青年から主婦・高齢者まで多様な人が、100円だからと我慢して乗っていた。160円で路線バスを常用している市民には不公平感がある。本数の間引かれた路線バスは信頼されず乗客減。2012年には市内全駅のバリアフリーが完了する。

まず本年度、国のモビリティマネージメント(MM)調査を活かして、全市民向けに自動車に頼らない暮らしのアンケートを実施すべきであろう(8月末、二次公募がある)。これに、コミバスや路線バスの利用意向、要望を質問項目に加えれば良い。そのアンケート結果に基づき、「すべての市民がクルマに頼らず安心して暮らせるユニバーサルデザイン(UD)のまちづくり」をめざした会議を立ち上げ、地域交通活性化再生法連携にかぶらせる(本年度)。会議ではバリフリ化駅を起点としたバスのフィーダー化(効率的運行による便数増)・ICカードを活用した料金の統一を2012年を目標に行うべきであろう。バスのフィーダー化においては、地域需要・道路幅に合わせ、ジャンボタクシーによる路線運行も含め、効率的な運営を検討する必要がある。社会実験は1/2国補助で。認可も会議でOKなら弾力的に扱ってもらえる。

最近の国の制度は使いやすくできている。アドバイザー(私)を国のカネで呼び、そのアドバイスで国のMMを0予算(集計は別途)で行い、交通事業者出席義務のある1/2補助の法定協議会を立ち上げる。庁内が一丸となれば、予算が無くとも何でもできる。今すぐ、運輸政策機構に相談してはどうだろうか。

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2009年8月 5日 (水)

別府と豊後高田、そして長崎

別府は、高度経済成長期に大型のホテルが並び、観光客の関心を失った。そこで、2001年、別府八湯温泉泊覧会が行われ、市民主体で古きよき町並み散策観光が始まり、別府(7)、浜脇温泉、亀川温泉、鉄輪温泉(2)など12のコースがある。この手法は、長崎、函館、いわき湯本、諏訪湖、七尾、総社、久留米、都城、鹿教湯に伝わった。長崎さるくの根源であり、発案者田上市長も課長時代別府を視察している。ただ竹瓦温泉Img_0826 だけでも3つ(ボランティアガイド、旅館ホテル組合、竹瓦倶楽部)あり、集合場所・料金・連絡先・開催日時・所要時間も統一感がない。総じて150分程度、かなり長めである。

一方、衰退する豊後高田の住民は、コンサルに調査を依頼したら、健康施設を作れと言われて呆然。仕方なしに2001年、昭和の町を始めた。古い民家を再生し、完全復元ではなく、皆で話し合って看板を残したり、古いままの家は、アルミサッシをはずして木枠にし、店内にお店のお宝を展示した。Img_0823 その後、昔の倉庫を使って古い自動車、コレクターの映画ポスターなどの展示物を置いてもらい、ボンネッテバスも誘致した。地域一丸となって、入れ代わり立ち代り、日参して誘致したという。その高揚感が伝わる、感激・興奮できるガイドであった。好きな名所を案内するのではなく、「私の町を知って」と訴える迫力が重要なのだ。ボンネットバス内部から、まちの人に手をふる、振り替えす。こんな体験ができるところが凄い。Img_0803

まち歩きによる地域価値の発見、それによる観光復興は、長崎さるくを見るまでもなく、地域一丸、「これしかない」という危機意識、皆でカネを出してまちづくり会社を経営する「人の再生」から始まるのではなかろうか。旅館組合と観光ボランティアとまちづくり団体と行政が、一丸となってゲストを迎えねば、せっかくのまちあるきも、参加しにくい。

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2009年8月 4日 (火)

院共通科目「交通まちコミ」の評価

Aさんメール(最終授業,楽しみにしていたのですがインターンシップで欠席)

ちょっとした興味と,毎日の実験生活から逃れたいという思いで覗いてみた講義でしたが,毎週楽しく受けた。どの専門科目の授業よりも興味深くて真剣に取り組んでいた。
今まで全く考えたことのなかった,自分たちの住むまちを自分たちで作っていったり,誰もが安心して暮らせるまちづくりを政治や経済の生活者根源から学ぶのは刺激的でした。
研究の世界では社会に目を向けるのを避けがちで、だからこそ就活を始めようとしている私にとってとても大事な授業でした。
また私が授業を楽しめたのは,森栗先生の授業のやり方も大いにあったと思います。毎回生徒一人一人の考えや質問を発言する時間を与えてもらって,それにちゃんと答えてもらえたので楽しくなりました。
専門の授業では,先生が説明する理論や現象を理解することにいっぱいいっぱいで,生徒の考える余地はない感じですが,社会を見渡して考えるって興味深いですね。
こないだ雑誌で、授業で紹介されたフランス・パリのvelibっていうレンタルサイクルを見ました。さくらやまなみバスの走る西宮山口町には自転車で行ってきました。この授業を受けてから,外を出歩くたびにいろんなものに興味を持てるようになってる気がします。

■授業者には嬉しい反応です。実は、レポートに追われ徹夜の工学専攻院生が、レポートの結論が出なくて無理やり(高所の視点から総括して)終了する時、この授業のノートはネタとして使える、2度使ったと嬉しい発言。10月からは、吹田学舎で授業をします。こちらは、まちづくり副専攻選択科目ですので、もう少し「交通まちづくり」専門的になります。面白いですよ。専門家としても、市民としても、生活者としても、一生役立ちます。ぜひとも、受講下さい。

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