【授業:遍路コミ】報告
参加者レポートを読んで考えた。皆、日常や将来に悩みつつ、多忙な日々を送っている。
人間は一人で考えこむと、否定的なことばかりを考える傾向にある。二人で考えると、他人の否定(悪口)をしたくなる。3人だと、仲間落ち、馴れ合いになる。
お遍路は、風土や文化、自分の身体と対話しながら一人で歩く。にも関わらず、仲間と出会い、地元の人と出会うコミュニケーションの連続。そこに、肯定的に自己を考える、考えさせる文化システムの強さがある。そいう意味では、宿坊体験は不可欠。大学院共通科目として、続けていくべきと再認識した。
ただ、夏場はこちらも辛い、余裕がない。自分が歩き通すのに精一杯で、配慮が足らなかった。体力消耗や、天候問題もある。来年は、5月に実施したい。社会人の方もCSCD科目聴講生として受講可。今年は60歳代の先輩が、若い学生らと歩き交流した。
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