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2009年7月29日 (水)

交通政策課は何処に置くべきか

従来、自治体には道路政策はなく、事業者任せ。大都市には交通局があったが、今や民間事業者のほうがコストが低く、委託や委譲撤退が進む。従来は、バス政策が多いので土木局道路部にあった。都市計画局に位置づける自治体もある。積極的総合的にすすめようと、総合政策局、企画調整局に移す所もある。

昨日、交通政策を土木に位置づける市に行った。内心、「古臭いなあ」と思っていた。ところが、(旧建設省系の)総合交通戦略策定に位置づけ【土木だからこそ】事業を的確にすすめたと胸を張る。福祉・教育・まちづくりなど総合的に考えるから総合政策に置いて考えるべきだと思っていた私は眼から鱗。都市計画におけば、まちづくりのなかでの交通に位置づけることができる。どこに置くかが重要ではなく、どんな町を目指すのかを考え、最適の部局に置けば良い。めざす都市像によって、置き場所を考えれば良い。場合によっては、交通局を再生させ、交通政策を担わせて積極的に活用するのも有りだ。

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