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2009年7月 1日 (水)

CSRのマッチングは対面コミュニケーションで

大阪市の企業の社会責任(CSR)提供と、NPO・地域団体のニーズを登録する、コムリンクhttp://comlink.weblogs.jp/ (大阪市社会福祉協議会受託)のマッチングの相談に担当者が研究室に来られた。 個別に提供側と、地域・NPOのニーズを、対面コミュニケーションで理解しあい、登録しよう、マッチングしようという試み。私も、大学の社会責任(USR)として、私の知識とゼミの学生の能力を提供しようと登録したので、登録者としてヒアリングを受けた。

都市ツーリズムの授業では、大阪の魅力的な町を学生と歩いたので、大阪あそ歩(大阪コンベンション協会)のプログラムとして提供したい、具体的には阿倍野区昭和町近辺90分歩きを提案したところ、ちょうど阿倍野区の企業が、社員が地域に関わる制度を儲け何かしたいと考えていたところだという。その会社が、積極的に広報して、このまち歩きに参加してもらうのは可能かどうか伺ってみることになりました。これで、大学とコンベンション協会・企業のマッチングができそうです。

また、大阪に本社を置く企業が、社員にコミュニティに関わる活動をさせたいと考えておられるとのこと。これについては、大阪市の子育て支援や環境活動団体などの状況を考え、後日、コムリンク事務局を通じてアイデア・ご提案をしようと考えます。大学の知識と企業、そして活動の展開する地域とのマッチングになりそうな気がします。

情報を、デジタルサイトに載せるだけでは、マッチングはうまくいかない。出会って、話し合うことが、お互いのひらめきを相発・創発させるのでしょう。両者・三社を結び付けるコムリンク事務局の細やかな活動に期待しています。

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