【授業:遍路コミ】18-20日速報
竜巻、大雨のなか、我々の歩く地域のみ、パラパラ、夜降った程度で、厳しい日差しもなかった。厳しい地蔵越、鶴林寺、大龍寺越で、足筋を違え「帰る」と言い出した留学生も、体力的に山歩きに不慣れでゆっくり登る学生も、思った以上の夏山登りの厳しさに難渋した社会人学生も、9人全員完走。「遍路に来て、前向きに考える」ことができたという。皆、優秀だが、悩み思うところがあるが、遍路という場で、得たものがあったようだ。
皆が充実感動できた日々を提供してくれたお大師様と、何とか歩きぬいた皆さんに、心より感謝。本当に大師は見ておられるのかもしれない。その上で、反省点を2つ。
①、夏の遍路は厳しい。多様な学生を引率するには、春5月に行い、学生の都合も考え、秋に、補修的なものを設定すべきだ。
②、体力に自信のない学生も、日本語のできない留学生も参加できるように、英語シラバスで募集し可能な限り対応すべきだ。車椅子等の障がいについては、現状では、特殊車両借り上げなどの対応は難しいが、今後も研究すべきであろう。大龍寺には、ロープウェー駅から本堂、本堂内すべてにスロープがあった。
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