続 遍路の危機管理
実は、お遍路の危機管理(昨日記事)の「道を見失う・・・へんろ道保存協会の地図帳を持つ、元に戻る、地元民に尋ねる」と「冬は日の入りが早いので早々入宿」は、自分の失敗体験にもとづくもの。
6日(土)は、西宮北口の自宅からさくらやまなみバスで有馬に出て、紅葉谷をあがり極楽茶屋跡経由六甲山頂をめざした。ところが、山頂から谷を降りるのは、どのルートをとっても有馬温泉に着く。何度も降りたことがある。ところが有馬から上がるとき、迷った。広い河川敷に出て、通常の丸木橋のあるルートを見失い、一部崩れたところもある湯槽谷(難所ルート)をとった。歩く人も少ないので、難所ルートからもはずれ、仕方なく撤退。落胆して撤退していると、見たことのある丸木橋を発見、紅葉谷ルートを再び登りだしたのである。「元に戻る、地図を持て」は自分に言っているのである。
遍路道でも、人に尋ねたり、地図で道を探るのがおっくうになって、前行く他の遍路の後ろを適当についていったら、前の人ともども迷ってしまった。また、5時頃、こんな峠道くらいと思って歩くと、登れども登れども峠に着かない。そのうち、どんどん日が暮れて、峠から降りるときには、日没後のかすかな茜雲を希望に飛んで降りたことがある。
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コメント
森栗先生
大阪外大6回4年のTです。
私が一年前に履修した先生の野外実習の単位が登録されていなかったかもしれなくて非常に困っています。是非一度会ってお話しさせてください!いつでしたらお会いできますか?
お忙しいところご迷惑おかけして申し訳ありませんがお返事お願い致します!
投稿: 樽井一樹 | 2009年6月11日 (木) 00時19分