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2009年6月11日 (木)

自動車運転免許更新時の認知機能検査(高齢者講習予備検査)

75歳以上のドライバーが免許更新時に、記憶力・判断力を測定する「認知機能検査(高齢者講習予備検査)」が改正道路交通法で2009年6月1日から施行された。

高齢者が引き起こす死亡事故は3倍(1990年比)になり(交通白書)、高速道路を逆走する認知ドライバーも増えている。(2009年1月11日記事)安心して運転免許を置けるような移動インフラ整備が求められている。大切なのは「免許返上者への無料パス」ではなく、安心できる移動インフラを担保することだ。

移動インフラには、いわゆるコミバスや、路線型のりあいタクシー、限界集落地区では電話で呼び出す乗り合いタクシー、自家用有償輸送の整備だけでなく、路線バスや地方鉄道のダイヤ・料金・待合所・乗換などの利便性向上がある

加えて、農山村では、認知症ではないので村内は運転できるが、大都市への運転は怖いという高齢者もいる。いわて銀河鉄道では、駅まで自動車を運転してもらい駅に駐車、車内で盛岡から病院までの乗り合いタクシーをアテンダントに手配してもらうという。一部運転回避というやり方である。(2009年1月20日記事)

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