禁煙タクシーはなぜ困難か?
禁煙タクシーをしない理由として、喫煙するお客のためというのは、嘘である。健康増進法により室内は非喫煙であり、喫煙したいものは戸外など特定の場所で吸えば良いというのが常識。ひとり、タクシー運転手のみが禁煙できない。
高齢化や子育て支援など、タクシーには新しい役割が期待されているのに、長距離をねらって、横断歩道の上で客待ちをタバコを吸いながらしている。それもこれも、運転手だけが悪いのではなく、歩合制の長時間労働にしばりつける労働慣行が問題なのである。
もっと、タクシー労働者に誇りを持たせ、タバコなど吸わずとも、しっかり働けるような労働環境をつくるばきではないか。
| 固定リンク
「交通を活かしたまちづくり」カテゴリの記事
- ストック効果と社会的共通資本に対するコモンセンス(2016.11.08)
- 宮本常一、酒と歩み寄り、篤農家、そしてバラバラに出稼ぎ(2016.09.20)
- 蟲明先生にお話を伺う(解釈意訳)(2016.08.09)
- 住民主体と民間主導 蟲明眞一郎(2016.08.07)
- 住民主体のまちづくり 蟲明眞一郎(2016.08.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント