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2009年5月

2009年5月31日 (日)

【2009050601交通まちコミゼミ】予告

インフル蟄居が終わり、学生から「どうされてましたか」と聞かれ困った。答え「君子必慎其独也,小人閑居為不善=小人は他人の目がないとつまらぬことをしている(「大学」四書の一つ)

5月最後の授業は、S先生のプレゼンを許可を得て使わせていただく。「鉄道計画運営とまちづくり(S先生)」 (写真、内容の著作権はS先生、無断使用の場合はご迷惑をおかけし、私の責任となる。不法な無断引用については、当該所属機関に講義します。プレゼン内、下線部分は私の加筆補足)事前に見てきて、意見・質問・感想を用意下さい。

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2009年5月28日 (木)

三宮から高速バスで行く立ち寄り湯・温泉

有馬温泉・・・【三宮⇒有馬温泉:阪急・神姫バス・JRバス】または地下鉄三宮―北神急行谷上経由―神戸電鉄有馬温泉駅
 格式、伝統だけではない。湯どまり・ソトメシで、リーズナブルに高級温泉を楽しむことも可能。数名で、旅館をビジネスホテル並みに泊まることも可能(休日の有馬はクルマ渋滞危険性あり、温泉内レトロ100円バスが走る)
 http://www.arima-onsen.com/spa/index.html
  (季節限定周遊阪急電車切符:有馬・六甲周遊1dayパス、2300円:http://www.shintetsu.co.jp/arima_rokko/1day/kihon/index.html阪急三宮―六甲―市バス―ケーブル―六甲山上バス―ロープウェー―有馬温泉―神鉄谷上―地下鉄三宮
▼温泉天国:淡路島・・・有馬以外で、神戸に近い大温泉地は淡路島!
 ・東浦花の湯【三宮⇒東浦バスターミナル:高速バス】 PH9.4の龍神温泉と同程度の重曹成分の美人湯。美人行くべし!。5名以上送迎あり、要連絡
 ・洲本温泉【三宮⇒洲本バスターミナル:高速バス】ホテル送迎有り。 ラドンが発する極微量の放射線が体にいい刺激を与え、細胞の活性化・新陳代謝の向上・自然治癒力の免疫性を高めるホルミシス効果。海をみながら入浴。日帰りプランもあり

城崎温泉・・・【三宮⇒城崎温泉:全但バス】またはJRで城崎温泉駅、立ち寄り湯あり。レンタサイクルあり。
 「城崎~玄武洞~コウノトリの郷公園~出石」周遊バス(実施は9月28日(月)まで)JR城崎温泉駅を出発して玄武洞・コウノトリの郷公園・出石をまわってJR豊岡駅着の観光バスコースです。お申込は有限会社 i.スマイルTEL:0796-26-6140まで

湯村温泉・・・【三宮⇒湯村温泉:全但バス】立ち寄り湯あり http://www.yumura.gr.jp/modules/yumuraonsen/index.php/enjoy/yu.html
白浜温泉・・・【三宮⇒白浜(湯崎):西日本JRバス】立ち寄り湯あり
三朝温泉・・・【三宮⇒三朝温泉口:日交バス】立ち寄り湯あり。日本一のラジウム放射線の温泉。ガンなど腫瘍処置事後、事前療養のため、湯治する人もいる。湯治施設もあるらしい。
 智頭急行沿線の景観もすばらしい。行きはバス、帰りは「はくと」というルートも楽しい。

道後温泉・・・【三宮⇒松山:高速バス】市内電車やぼっちゃん列車で道後温泉へ。温泉街をぬけると道後温泉本館。松山市駅(神姫バス)近くの子規堂、道後の子規記念館、坂の上の雲博物館ミュージアムなど、文学好きと温泉好きにはたまらない。
  ※立ち寄り湯の営業時間、バスのダイヤ等は、事前にお調べ、現地にお問い合わせください。この情報は、楽しみ方の例を社会実験の一つとして示したものであり、営業サービスではなく、ブログ運営者ならびに事業者の責を負うものではありません。

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2009年5月27日 (水)

神戸三宮から高速バス&レンタサイクル

注意…レンタサイクルの利用には身分証明や保証金が必要なことがあります。閉鎖される可能性もあります。必ず、事前に、営業時間、子供自転車の有無等をお調べください。   
試験的に、一部のレンタサイクル情報のみをバス利用者の利便のため提示しています。これ以外にもレンタサイクルは多数のバス停で利用できます。

▼しまなみ街道走りぬけ・・・【三宮⇒今治駅:阪神バス】。路線バスで湯ノ浦温泉入口30分下車すぐの道の駅で自転車レンタル。または駅から路線バス20分の糸山展望台(JR波止浜駅からシャトルバスあり)にレンタサイクル:サイクルでしまなみ街道を渡る⇒向島から尾道までは渡船⇒尾道駅前港湾駐車場で自転車を乗り捨て⇒【尾道⇒三宮:中国バス】で帰ることも可能。今治市~尾道市まで自転車道が約80km:瀬戸内水軍6島10橋。6~8時間で片道を走破可能。
乗り捨てポイントは現在しまなみ海道上に10箇所(乗り捨ては保証金千円返金なし)。500円/日、途中泊可。・ロードレーサー(26インチ、21段変速、最細タイヤ)・マウンテンバイク(26インチ、21段変速)・クロスバイク(14段~21段変速)・電動アシスト(26インチ、3段変速、4時間以内という時間制限あり、乗捨て不可)・男女兼用車(26インチ、バーハンドル、3段変速・一般車(26インチ、24インチ、アップハンドル、3段変速・子供用マウンテンバイク/18インチ~24インチ、アップハンドル)詳細はサイクリングターミナル糸山http://www.sunrise-itoyama.jp/rentacycle-info.html"
▼四万十川と小京都中村・・・【三宮⇒中村駅:近鉄バス・高知西南交通バス】:駅前の四万十市観光協会でリンリンサイクルを借り、上流のカヌー館(JR江川崎駅近く)で乗り捨ても可能。詳細は、カヌー館に問い合わせ。
http://www.canoekan.com/access.html
▼脇町のうだつの町並み・・・【三宮⇒徳島駅:高速バス】。JR徳島線乗換え穴吹駅。JR穴吹駅旅行センターから200円でレンタサイクル。吉野川を渡って脇町へ。穴吹駅から道の駅脇町までの市営バスはhttp://www.city.mima.lg.jp/3/20/000047.html
▼徳島市・・・【三宮⇒徳島駅:高速バス】。受け渡し場所:徳島駅前地下駐輪場。300円/半日(4時間まで)、500円/1日(4時間以上)で、保証料として3000円。乗り捨て不可
▼高松市・・・【三宮⇒高松駅:高速バス】。高松駅前広場地下レンタサイクルポート、100円で2時間、200円で24時間まちなかをサイクリング。高松は自転車先進都市!ttp://www.city.takamatsu.kagawa.jp/2214.html
▼讃岐富士・・・【三宮⇒丸亀駅:高速バス】。丸亀駅南第二自転車駐車場(JR丸亀駅前広場南側、交差点横)。レンタサイクル200円/日、電動有り。で讃岐富士登山口、讃岐平野を眺めながら丸亀団扇で左うちわ?
▼UDON巡り・・・【三宮⇒丸亀駅:高速バス】。丸亀駅南第二自転車駐車場(JR丸亀駅前広場南側、交差点横)。レンタサイクルでうどん屋巡り)。200円/日、電動有り。
▼瀬戸内水軍本拠地、塩飽諸島・・・ 【三宮⇒丸亀駅:高速バス】。港まで徒歩10分。水軍の島でレンタサイクル。機関車先生ロケ地・塩飽勤番所跡など ※詳細は、丸亀婆沙羅マップ参照
▼日本一の満濃池・・・【三宮⇒琴平駅:高速バス】。駅前観光会館でレンタサイクル。ニュージーランド村を経て満濃池まで約5.5km。500円/日
▼松江市・・・【三宮⇒松江駅:JR中国バス】。駅レンタカー関西 松江営業所(JR松江駅シャミネ駐車場内)。500円/日
▼鳥取市・・・【三宮⇒鳥取駅:日交バス】。鳥取駅構内 鳥取市観光案内所。500円/日
▼倉吉市・・・【三宮⇒倉吉駅:日交バス】。倉吉ほっとプラザ 倉吉駅前観光案内所。水流れる蔵の町
▼岡山市・・・【三宮⇒岡山駅:高速バス】。 レンタサイクル駅リンくん(駅前ホテルグランビア・線路寄り)。300円/日
▼福山駅・・・【三宮⇒福山駅:中国バス】。 レンタカー中国 受け渡し場所福山駅構内。650円/日
▼長崎市・・・【三宮から長崎駅:神姫バス】。 駅レンタカー九州 長崎駅営業所。1000円/4時間以内(JR利用者は600円)

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2009年5月26日 (火)

阪神・神戸訪問・観光はレンタサイクル!

【高速バス三宮⇒阪急・阪神・JR⇒レンタサイクル】 
▼西宮北口・・・
阪急三宮から阪急西宮北口駅 駅レンタサイクル(北改札左甲風園ビル) 300円/回、60台、翌朝10時までに返却
▼尼崎市園田・・・ 阪急三宮から阪急園田駅 300円/回、翌朝10時までに返却
▼西宮市東部・・・JR三ノ宮からJR甲子園口駅 駅レンタカー関西(駅北口西50m) 500円/回、翌朝10時までに返却
▼西宮市南部・甲子園・・・阪神三宮から阪神西宮駅・甲子園駅 駅レンタサイクル(西宮駅・西高架下、甲子園駅構内) 300円/回、西宮20台、翌朝10時までに返却
▼神戸都心周遊・・・JR三ノ宮駅 駅レンタカー関西(駅南広場) 500円/回、翌朝10時までに返却※1
▼兵庫津・長田・・・JR三ノ宮からJR兵庫駅 北出口西へ約50M、高架下 500円/回、翌朝10時までに返却※2

注意…レンタサイクルの利用には身分証明や保証金が必要なことがあります。閉鎖される可能性もあります。必ず、事前に、営業時間、子供自転車の有無等をお調べください。   
ここには試験的に、一部のレンタサイクル情報のみをバス利用者の利便のため提示しています。これ以外にもレンタサイクルは多数あります。
   
※1レンタサイクルで旧居留地、南京町、メリケン波止場、ハーバーランドでコンチェルト船でクルーズ、楠公さん(湊川神社)から関帝廟、栄光教会から竹中道具資料館、北野工房でケーキと珈琲 

※2兵庫駅南の福原京・平清盛の跡をたどります。(参考:森栗・島田『岩波ジュニア新書 神戸ー震災を越えてきた街ガイド』)

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2009年5月23日 (土)

【5/25交通まちコミ授業再開】

月曜院、ゼミは、再開。5月8日記事の資料、12日記事の報告をよく読んで、議論しましょう。 さくらやまなみバス等、授業以外の交通まちづくりのカテゴリー記事も、みておいてください。

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都市住宅学会関西「エリアマネージメント・特区・高島平モデル」

都市住宅学会関西支部総会記念フォーラム「エリアマネージメントの先進事例とその課題ー特区および高島平モデルから」を実施した。内閣府上席調査員地域活性化担当服部敦さんからは、建設省出身で特区制度を作った頃から、特区は単なる規制緩和ではなく、最終的にはエリアマネージメントの議論になるだろうと予測していたが、それが議論されたのは今回がはじめてとのお褒めをいただいた。中小企業庁が考えている地域商業活性化振興法はこのようなねらいがあるのかもしれないと指摘された。高島平総研山本孝則さんからは、学生が大学隣接の地域に住み込み、生活世界で学びあうなかで学生も住民も「主体」を形成する高島平モデルの先進性・社会的意義を解説いただいた。これを受け、神戸大学近藤民代さんは、米国のCDC(コミュニティデザインセンター、30%は大学に設置)を紹介してコメントした。

①地域特性や規模によってやり方は違う(角野関学教授)との指摘の一方で、参画段階、合意形成段階、実施経営段階とステージにより、remarker,stakeholder,shareholderといった、担い手が変わることも注意せねばなならない。最後の段階は出資がともなう。

②持続経営するために、どのような日銭稼ぎモデルを構築するか?保育、福祉、交通、グリーン電力など以外では? (A:服部)自らトンテンカンやり経営する熊本県荒尾や横浜寿町のバッグパッカー宿の試み

③このゆびとまれのカップリング。この場合、学生、女性、子ども、環境など、人・命・暮らしに関わる出会い⇒創造が重要

個人見解としては、各地のこうした取組みを基礎に自治立法(上乗せ条例)し、それを州で担保していくような、究極的には道州制の権限財源移譲と関わる議論であったように考える。(飛躍した議論だが、当日、来ていただくとよりご理解いただける。都市住宅学会に入り、来年、お越しください。)

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2009年5月22日 (金)

【阪大院都市ツー報告】

【学生優秀感想から】(一部修正省略)

『緑の多さは文化レベルの高さに等しい』
芦屋から西宮までは、私が思った以上に緑が多くて、驚きました。住んでいる人々のお庭もそうですが、何気ないところに生えている草でさえ、うまく町と調和しているのだから驚き。いかに住んでいる人々が町の美しさを常に考えているかがわかります。

『町づくりに口うるさい人が多い』
芦屋や西宮〈の住民>って、<自己主張が強いようだが>、だからこそ、クルマが入りにくい道路(コミュニティ道路)を自分達で選んだりと、自分達が積極的にまちづくりにかかわっていくその姿勢がとても新鮮でした。

『妄想を可能にする町』
お屋敷が町中に存在するだけで、好奇心と空想力が刺激されます。(略)

・・・そういった魅力ある町を、もっと簡単に回れる方法があればいいのに!電動自転車しかり、100円バスしかり、歩道を広げるこしかり、車の規制しかり。
 そのためにはもっと、住んでいる人たちはもちろん、外からも、働きかけをしていかなければならないと思います。声をあげることが一番大事。

最後にお邪魔した先生のお宅。みんなが集える、というのがすごい。(小さな家ですが、当日は受講生20人が集まりました。16日はインフル休講前ですが、危機管理として、手洗い、紙コップによるウガイを徹底)090515_1607461

(写真)阪急駅前のコンビ二は街並みに協調調和。

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2009年5月21日 (木)

新型インフル雑感

落ち着かない。神戸というだけで、葬儀も出て行きづらい。ただ、当たり前のようだが、手洗い、うがい、マスクの重要性を再認識した。

小学生や幼稚園の時には、挨拶、返事、手洗い、うがい、持ち物に名前を書く など、しつこく指導されていた。それが、いつのまにか、ルーズになっていた自分を、改めて確認。これからは、通常のときも手洗い、うがい、マスクを心得るべしと、思い知った。

ところで、今回の新型インフルも豚と無関係ではない。鳥インフル、狂牛病・・・。人類が、必要以上に肉類をとろうとして養殖する、そのため廃棄牛粉を牛に食わす、狭い所に押し込める…。必要以上の開発が、アマゾンの奥地に潜んでいたビールスを目覚めさせたという。聖書ではないが、どうも人類は、やってはいけない世界に入り込みすぎ、ビールスという罰で神に試されているような気がする。

あまり信仰心のない人間であるが、そう考えるほうが良さそうな気がする。この騒動が終っても、謙虚に、手洗い、うがい なのであろう。豆腐・めざしを、適度に食べていれば問題ないのかもしれない。

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2009年5月20日 (水)

【ブログ再開】にしきた商店街講座1:商店街携帯・ブログサービス

【ブログ再開】新型インフルによる休講当事者である立場も考慮し、しばらくブログ発言せず、様子を見ておりましたが、今の所、それほど深刻な症例が出ていないので、慎重に発言することにしました。

18日、にしきた商店街役員会・・・飲食店は宴会キャンセルで、レストラン・呑み屋の多いにしきたには厳しい状況。日曜の電車もガラガラ。こんなんが1週間以上続くと苦しい、そろそろ発病者が停まって欲しいとの声。

【にしきた商店街講座1】商店街の景品付アンケートを携帯でしようとか、携帯ブログの話が若手から出たが、「年寄りにはわからん、年寄りを大切にせないかん」との声も。一方、「若者集めんとアカンで」との声も。

アドバイス……携帯を活用するという手法よりも、商店街の理念、特色、目標、ターゲットを明確にする必要がある。にしきた商店街の場合、▼学生街▼音楽・絵画・陶芸・ケーキ・創作料理・工芸・園芸などの店・教室があり、商店主が絵画や音楽をやっており、近くに県立芸術文化センターがあり佐渡総監督や落語家との交流がある。ミュージックコンテストも行っている。一方で、▼クルマが入りにくく、高齢者には安心してぶらぶらできる街である。こうした状況を考え、若者・アートを中心にすえつつ、ジャンカラだけの若者町ではない、多様な魅力を具えた街として存在感を発揮する必要がある。そのなかで、ブログのあり方や、携帯アンケートのあり方を考え、広報担当を決め、そのリーダーシップでスケジュールと予算を決めて進める必要があろう。まず、理念と担当者を決めることやで!

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2009年5月17日 (日)

大学の指示に基づき18日は休講

大学のHPの指示に従ってください

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2009年5月16日 (土)

禁煙タクシーはなぜ困難か?

禁煙タクシーをしない理由として、喫煙するお客のためというのは、嘘である。健康増進法により室内は非喫煙であり、喫煙したいものは戸外など特定の場所で吸えば良いというのが常識。ひとり、タクシー運転手のみが禁煙できない。

高齢化や子育て支援など、タクシーには新しい役割が期待されているのに、長距離をねらって、横断歩道の上で客待ちをタバコを吸いながらしている。それもこれも、運転手だけが悪いのではなく、歩合制の長時間労働にしばりつける労働慣行が問題なのである。

もっと、タクシー労働者に誇りを持たせ、タバコなど吸わずとも、しっかり働けるような労働環境をつくるばきではないか。

ヤマト交通さん、どう考える?Img_0583 (窓から出した右手にタバコ、吸殻は路上に)

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2009年5月14日 (木)

【15日武庫女、16日都市ツーリズム論予定】

シラバスどおり、15日は阪神鳴尾から阪神芦屋、歩いて芦屋川から岡本。

阪大CSCD16日は、10時阪急芦屋川駅山側の公園に集合。16時ころ西宮北口終了。最後ですので、おにぎりと若干のアルコールを用意しております。徳島大学の学部生の参加が期待できます。歓迎。交流を深めたい。なお、徳島最終便は、9時過ぎですね。

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神戸の市民による景観づくりを歩く(コメント追加)

5月11日神戸の市民による景観づくりを歩く に、学生のRメールを整理しコメントに付け加えました。題して「内から神戸人が見た神戸」。これは、すでに、先輩島田誠さんと私で岩波ジュニア新書『神戸ー震災を越えてきた街』で試みています。一読をお勧めします。

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<言語>システムは存在するんではなく、コミュニケーションとカップリングによって創発される

言語が所与として記号システムとして存在し、意味するものと行為が生まれるというのは、本当だろうか?

むしろ、動物でも行動behaviorは可能だが、行為actionはPDCAのcheckのような経験とともに、人間またはそれに近い類人などに起こるもの。人間社会の観察と、モルモットの観察とは異なるのである。行為は、人間間のコミュニケーションとカップリングによって創発されるものであり、最初から存在するものではない。ただ、オートポイエーシスの組み込みに沿いながら、心的システムがはたらくのかもしれない。(二クラス・ルーマン『システム理論入門』308-357頁)これを、文化というのであろうか。

最近は、ハードインフラの計画において、単なる需要予測、投下資本回収の効率性といった議論でははかりえない、住民協働の可能性などの心的社会的事項の増加にしたがい、ソーシャルキャピタルの議論がさかんである。公民館がたくさんあるとか、町会組織率が高いとか、そんなことでインフラ整備の効率予測をしようとする議論がある。政策目標が、国土整備計画から生活の質の向上に変わり、土木学者やゼネコンの方が、一生懸命、ソーシャルキャピタルを計算しておられるが、違和感を持っている。ゼネコンの重役が訊いてこられた。「先生、ソーシャルキャピタルの計測はどうやったらビジネスになりますか」。私の答え;「みんなが希望を持てれば、何かあるかもしれませんね」である。希望は、何回笑ったとか、計測するものであろうか。

所与としてのソーシャルキャピタルはあるのか?むしろ、異なる人間・環境の相互浸透する現場でのコミュニケーションとカップリングのなかに、オートポイエーティクに創発されるものではないか。ソーシャルキャピタルは数えるものではなく、関わり、観察すべきもの、現場と研究室との軽やかな往復運動のなかで体得すべきものかもしれない。

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2009年5月13日 (水)

GIVE WAY と GIVE ME The WAY

一旦停止の英訳は? GIVE WAY。譲りあうから、ロータリーが成り立つ。日本では、先を争い、GIVE ME The WAY だから、信号で停めるのだ。〈2009/1/11本ブログ記事>

譲り合うヨーロッパ社会は、自動車より自転車を優先する。自転車は、歩行者に道を譲る。

先を争う日本は、自動車を走りやすくするために、自転車や歩行者を歩道に追いやり、航行者を歩道橋で高い所まで登らす。自転車は、チリンチリンと歩行者を追い抜かして行こうとするから事故が起きる。

先日、商店街をぶらぶら歩いている歩行者が、タクシーに。「どけ。邪魔だ」とクラクションを鳴らされた。歩行の若者は「怒られた」と口走る。

続いて私もクラクションを鳴らされた。「轢くなら轢いてみろ。歩行者を威嚇するためのクラクションの法的根拠を言うてみんかい」と、キッと睨み返した。相互タクシー「・8□□」。

商店街でクラクションを鳴らすようなタクシードライバーはプロではない。阪急タクシーは、じっと待っている。にしきた商店街相談役として、相互タクシーは、にしきた商店街に入ってくるな!と言いたい。

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2009年5月12日 (火)

【交通まちコミ:20090511授業報告】

クルマに頼りすぎないまちづくりと温暖化防止を、環境省の資料を使い説明した。

■学生の疑問

①なぜLRT(新デザインの低床快速トラム)が日本では普及しないのか?

②バスや電車はクルマに比べてなんでデザインがダサいのか。乗り心地が悪く酔う。

③海外では、なぜクルマに頼りすぎない交通政策ができるのに、日本ではできないのか。

④この資料、中身は中心市街地活性化や低密度DID(市街地)の高行政コスト・高CO2コストを書いており、ほとんど国交省。何で環境省が出してるの?

A:日本の鉄道予算は、1241億円(うち半分は整備新幹線)、鉄道の赤字、新路線整備は鉄道会社で勝手にとなっている。コレに対して、道路財源特別会計は5兆円(うち通称ガソリン税が2.84兆円)。一般財源化するといいながら、1806億円しか使えなかった。しかも、福田さんは何処いった?LRTなんか、道路予算使えば簡単です①※。赤字で苦しいから、エーデザインに投資できない②。それでは海外はどうしている? 次回、フランスの交通法を勉強しましょう③。これは地方分権と関係しています。※※ 日本では、交通に予算を回すにはどうすれば良いか?錦の御旗を立てて基本法を作ることが重要です。クルマの消費と産業に頼り切っている日本では、交通単独よりも「環境」という6%削減の黒船を錦の御旗にするのが現実的です④。

※関連質問・・・自動車特定財源は、自動車のためだけに使うものではない。一般財源化するなら、自動車の税やガソリンを安くして欲しいという声もありますが・・・。

関連A:たばこ税を、喫煙関連施設のみに使っているでしょうか。酒税を、バーの建設に使っているでしょうか。自動車の社会的費用は、環境負荷、景観破壊、交通事故等、山盛り。それが、一般財源を含めた予算で作った道路を無料で走っている。歩行者を歩道橋で押しのけ、自転車を歩道に締め出し、騒音と排気ガスを撒き散らしている。自動車特定財源を一般化しないほうが、社会的公正ではない。ドイツでは鉱油税を自由に各都市のまちづくりに使っている。

※※関連質問・・・日本は霞ヶ関VS自治体で、地方分権が難しいように思えるのですが・・・。

関連A:道州制です。現行の国予算を配分調整しているだけの都府県に分権するよりも、地方に適した政策実践ができる道州をつくり、そこに財源と人材(地方の整備局や運輸局、経産局、農水局、および都道府県から)を移す。EUのようなものをつくる。市町村は必要だが、都道府県の機能を州政府に移す。やれるところが実施し、分権化・予算移行をする。これなら、現実的ではないか。

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2009年5月11日 (月)

神戸の市民による景観づくりを歩く

Photo【武女大生活学方法20090508北野まちあるき報告1】

北野の伝統的建造物保全地区でなくとも、自販機に茶色(白川村では伝建色とよぶ)にされ、隣の配色にあわせてマンションが作られている所が、大阪よりも神戸の方が多いか?イギリスでは、家屋前の自動車を透明にするアートがあるそうだが、http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/lancashire/8030766.stm

それに勝るとも劣らない、日本の快挙だ。建築家の卵たちは、大いにインスパイヤーされたようだ。

まち歩き報告は、メールがあり次第続きます。

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2009年5月 9日 (土)

ご承知と思いますが、念のため

大阪大学HP 新型インフルエンザ情報(第3報)
国内感染者が発生した場合の大阪大学の行動指針
本学では、近畿二府四県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)で新型インフルエンザの感染の疑いのある者が発生した場合、学部および大学院の全ての講義を休講とし、同時に全ての課外活動を停止する措置をとる場合があります。
 これは、新型インフルエンザが人と人の近距離での接触により伝播していくことから、大学内での多人数の接触を防ぐことで、学内や地域へのウィルスの拡散を防ぐことを目的としています。
従って、学生諸君にあっては、休講期間中はみだりに外出せず、自宅内で自習に努める等、人との接触に十分注意願います。
なお、新型インフルエンザに関する情報は、日々アップデートされるため、大学の対応もそれに応じて変化していきます。
大学の動きや今後の指示は、大学ホームページ、KOAN等を通じて、最新の情報を届けますので、必ず定期的に確認することを要請します。
平成21年4月30日 大阪大学総長

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2009年5月 8日 (金)

【交通まちコミ特論・ゼミ20090511;クルマに頼りすぎないまちづくり】

5月11日特論ゼミ参考資料。ご研究でお疲れと思うが、頭の体操と思って、資料を見てください。討論します。

「温暖化とまちづくり(環境省)」

「さくらやまなみバスmm.doc.doc」

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阪大院生、西陣で学ぶ【都市ツー5/2報告】

皆、専門は違うが、専門化の卵として、西陣のまちに学んだ。西院駅での阪急レンタサイクルは楽しい。

◆畳を作っているところがあったり,織物が音がまちに響いていたりして,生活と職業がとても近くで結びついている職住近接の地域であること、また,子供から大人まで世代間に渡って暮らしている地域であると,初めは感じました.
 しかし,昨日おじさんとおばさん二人できりもりしているご飯屋さんにお昼を食べに行き
そこのおじさんとおばさんの話を聞くと「
西陣は高齢化が進んで活気がなくなってしまった」との事でした.昔はたくさんあった織物をやっているところも,今は数えるほどしかないみたいです.僕らが,都市づくりの授業の一環で西陣に来たというと,「どうにかしてください」と頼んできたくらいです.
 都市ツーリズム論の座学の時聞いていた,ある地域に他の地域の人が入って行ってその地域を活性化するというのは,昨日少し実感できた気がします.僕らが昨日やったことは,お金をたくさん落として行く訳でもなく,ただ地元の人と少ししゃべることぐらいのことだったのですが,それだけで,おじさんやおばさんが元気になったのが目に見えて分りました

● 西陣織の有名なこのまちは、西陣織の歴史がそのまま、まちの歴史とつながっていて
、有力機屋営業者の中心部住居と賃織業者の周辺部居住が同心円状に市街地を形成しているという話を、この目で感じることができました。
□ 船岡山から見た西陣のまちと東山
最初にたまたま船岡山の登ったんですが、山の上から見える西陣・京都のまちと遠方にある東山の風景に見とれて、しばらく友達とぼーとしてました・・。今も昔もこの風景は変わらないんだろうなと感じる一瞬でした。【コメント・・・民俗学者宮本常一は、村に行ったら高いところから村を見よと教えられていた。そうして、人々の暮らしに想像力をはたらかす。想像力、美しいものを美しいと感じる力。すばらしい】
□ 実際に歩いた西陣のまち
確かに中心(と思われる)から遠くに行けば、長屋形式の建物が多く見られ、昔の生活感を感じました。たまたま休日ということで、家の前で遊んでいる親子や子供達を見かけましたが、きっと昔もこんな感じだったんだろうなと思いました。
ところが・・・多くの長屋では、敷地に駐車場をつくるために家を後退させそのスペースに車を停めていました。なんか残念でした。

【コメント】我々は、西陣にまちなか観光という行動behaviorしたのではない。風を感じる自転車という行為action まちを高みからめ景観とコミュニケーションする、まちなかで人々・まちの職とコミュニケーションするなかで、他者へのイマジネーションが豊かに膨らむ。社会システムというのは、そこに存在するのではなく、かようにしてコミュニケーションするなかから、感じ取るものかもしれない。(二クラス・ルーマン『システム理論入門』pp309-319)

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千客万来

7日は、研究室で3人の学生の出会いがあって、楽しかった。

一人は、民俗学をやろうと大学院に行ったが、厳しい社会状況を考えると、ぼやっとしたテーマ・姿勢で良いのか悩んでいる院生。もう一人は、障がい者の戦時下の位置づけを研究しようという人間科学研究科の大学院生。それに、多様な出会いや民俗学に関心を持つ、外国語学部3年生。自由に、ぼやっと学ぶ時間の大切さ、悩む自分のすばらしさ、脳性まひという当事者性からの怒りを横に置き、丁寧に記述する強さ。相手の状況に同情をもって観察する民俗学のすばらしさ。そんなことを語りつつ、文献の紹介をした。

先日、これからの35歳を支える政策が必要だと論じた。今日は、25歳前後?の優秀な若者の希望・夢を、民俗学を通じて語り合った。重い障がいも、(当人なりには)重い悩みも、皆で語れば希望になる。学問は世のためだけではなく、知識をもって人を活かす道具でもある。大学って、すばらしい。みんな、前を向いて歩け。本を読め。

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2009年5月 7日 (木)

【武庫女:生活学方法:確認:阿倍野区成果報告】【阪大院:都市ツーリズム:確認】

【武女:鳴尾駅14:50、阪神元町西口→モダン寺→関帝廟・福建同郷会館→旧移民収容所→北野工房→ムスリムモスク→異人館街裏通→ギャラリー島田→?(人数が多いので、金曜出席を土曜の阪大院の一日神戸参加に変えても良い。当日、申し出OK】

【阪大院:神戸:9日10時JR三ノ宮中央口集合、ハーバーランドから乙仲通、元町、南京、海岸通、旧居留地、移民坂、旧移民収容所、異人館街、ギャラリー島田

※WHOの新型インフルエンザフェーズ6検討に関して大学の社会的責任にかんがみ、個人としては判断を躊躇しますが、今の所、当局からは授業中断の指示がないため、当初予定どおり実施します。ただし、大学HP等に注意をはらって下さい。別途指示があるかもしれません。

■「私だけが発見した阿倍野区長屋の魅力」優秀賞・・・今回の授業で印象的だったのが、授業の後半に訪れた緑が溢れていた砂利道の場所です。砂利道を歩くときの足音、砂利道を挟む家の前で育てられていた綺麗な花や木がともいい雰囲気でした。花が綺麗に咲いているということはきちんと手入れがされているということ。この町の人はそれだけ心にゆとりのある生活が送れているんだなと思いました。
また古くからある長屋は長屋の持つ良さを残して改修されていたり、後から新しく建てられた家にも古くからあるものの要素が取り入れられていて、通りに個々の統一感がありました。
そこに住んでいる人同士のコミュニケーションがきちんととれていて人と人が繋がっていないとこのような統一感は生まれないと思いました。
 時間が経って風化することなく良さがにじみ出ていてゆったりとした時が過ごせる。家と家との距離がとても近く、その分人と人との距離も近くなり繋がりが生まれる。
 私はそれこそが長屋の魅力なんだと思います。「hannan-kodate.ppt」をダウンロード

私だけが発見した阿倍野区長屋の魅力(優秀賞)・・・大阪のイメージは、”コテコテ”“ハデハデ”“阪神”“ヒョウ柄”といったようなイメージが強かったのですが、今回、阿倍野区の町を歩いてそのような印象が一変しました。阿倍野区の長屋の並ぶ町には、“品”がありました。そこが一番の魅力だと思います。ひとつひとつの家が、自分たちだけの生活を考えているのではなく、周りとの調和やその地域の空気を大切にしているため、町の雰囲気がヨーロッパのように美しく、居心地が良いのだと思います。人に見られることを程よく意識して生活しているという感じが伝わってきて、そこがとても好印象でした。見せびらかすのではなく、きれいに着飾ることで、自分たちの生活だけでなく、周りの人たちの気持ちをも豊かにする。そんな気配りが品のある町を作っているのだと感じました。

茶谷先生曰く、YTT(吉本、たこ焼き、タイガース)はマスコミの作ったイメージ。現実の大阪は、このように美しい。

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敬老パスと子育て支援

続:敬老パスと35歳人口

高齢者経費を削って子育て支援に向けることは、過疎地だからとか、小さな自治体だからと、財源問題から否定的な意見もある。しかし、以下の試算によれば、大きな都市のほうが、施策は打ちやすい。ないのは、政策ビジョンと踏み切る勇気、問題意識である。あるのは、しがらみか?

たとえば、人口50万弱の西宮市では、低学年の児童の放課後有償保育を市内50余ヶ所で行っている。その予算は7億余。さらに、遅い時間までの学童保育を検討している。これを人口262万の大阪市にあてはめれば、約40億の予算となる。100億になんなんとし、ここ2・3年で確実に破綻する敬老パスを維持するのか、資産・収入の多い方の有料パス化、無料⇒障害者なみの半額負担によって節約し、40億円の学童保育は可能なのである。子育て支援のある都市には活力が生まれるのである。大阪市議のコメントを期待したい。たくさん議員はおられ、一生懸命政策を検討されているのだから、誰か、このブログくらいは見てコメントされるだろう。有能意欲ある議員から政策提言がなされることを期待している。

大阪府の橋下知事も、子どもの笑顔を実現したいなら、小学校に芝生を貼ることも大切だが、本質的な子育て支援に、どーんとつぎ込む覚悟が必要ではないか。

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敬老パスと35歳人口政策

敬老パス(70歳以上の無料交通パス:名古屋市は65歳以上)が、激増する高齢化に絶えかね、制度が維持できない。神戸市、大阪市では、収入の多い人などへの有料パス・半額負担などへ改善する案が、議会や自治連・婦人会・議会などの福祉切捨て、高齢者切捨ての大合唱で、撤回・修正を余儀なくされている。大阪では、データーを示して丁寧に説明すると平松市長は言うが、データー以外にもなぜ敬老パスを改善しなければならないのかという、政策ビジョンの説明が必要だ。

そもそも、敬老パス(高齢者用福祉乗車証)とは、高度経済成長の果実を庶民に行き渡らせるため、美濃部都政が70年頃に始めた制度である。後にばらまき福祉と批判される政策の一つ。高齢者が激増して福祉予算に占める敬老パス予算が重く、問題視されてきたが、現業職員の高給など自治体交通局の非効率経営を裏補填したり、地方では赤字民間バスへの補助(補助しないと廃止される)の役割を担っている。しかし、既得権労働権利擁護の労働組合と既得権維持を組織存在意義と考える高齢者が多い地縁団体役員、及びこれを集票組織とする議員により、有効な改善策を示すことが難しい。

一方、NHKスペシャル「大失業時代、中間層の崩壊を食いとめろ」では、雇用の不安定で苦しい35歳:団塊ジュニアを取り上げていた。真面目に働いても雇用を失い、結婚や子育てをためらわざるを得ないという。このままでは日本の人口は減少し、高齢化を支える人がいない。GDPは0のまま、消費税が18%、年金が2/3になるという暗い予測が出ている。これに対して、番組では手厚い就業施策と子育て支援を充実すべき、つまり人に投資すべしと主張している。たとえば、総務省では企業による職業訓練に補助を出しているし、西粟倉村では託児所などの子育て支援、住居支援が充実している。育児手当、低額託児料、低額住居費で、17万円ほど余裕が出れば、収入の少ない林業であっても、自然豊かな田舎で就労できるのである。就業支援は失業給付の総額を減らし税収を増やす。西粟倉では老人倶楽部への補助を削って子育て支援にあてている。過疎に苦しむ村に子育て世帯が来てくれるならと、西粟倉の高齢者は、老人施策カットを受け入れている。

高齢者の移動を補償するパスを廃止するのではなく、みんなが安心して移動できるような市内交通の充実や、子育て支援、就労支援充実に使い、活力ある都市創造をすることをお約束して、収入や資産のある人に少し有料パスに協力してもらう。高齢者も半額程度は交通費を支払う。そのおかげで、子育て世帯や妊婦も交通費が半額になるようにする。これなら理解を得られるのではなかろうか。

大阪市はじめ、各地の議員さん、名古屋の河村市長。いかがでしょうか。勉強する真面目な議員さん、組長,担当部局のコメントを期待します。

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2009年5月 5日 (火)

京都タワーのたわわちゃん

阪急西院からレンタサイクルで、壬生寺、鶴屋新撰組屯所、島原遊廓、西本願寺、門前仏具屋町を通って、東本願寺経由、京都タワー。2km。

京都タワーのキャラクター、たわわちゃんが出ていたので記念写真。つれあいの姓が「田和」なので、親近感を覚えて行った。驚いたのは、多くの市民が押しかけ、たわわちゃんと記念写真、中にはお手紙を手渡す子ども、フェルトで作ったたわわちゃんストラップをプレゼントする子どももいた。

京都が好きな若い市民にとって、タワーは街の記憶のシンボルなのだ。数年前、入搭客が減っていたタワーを活気づけようと、市民がたわわちゃんを考えたという。別の市民は、休日に来て、似顔絵を描いてくれる。タワーからは、京都市街が見渡せるが、すべての望遠鏡が無料である。自分たちの町を自分たちで確認しようという、タワーを活かす市民活動が、来訪者をとても楽しくさせる。清水・金閣・東寺以外にも、市民の誇り、町への思いが見える京都タワーはすばらしい。Img_0572

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2009年5月 3日 (日)

川掃除

自宅は、武庫川の西隣、新幹線六甲トンネルの湧水を源流とする津門川(幅約8m)と、マンションが建つ台地から流れる幅4mほどの四十谷川の間にある。津門川では、商店街と教会、幼稚園、自治会が一緒になって、第一日曜12時半頃から川掃除をする。

本日より、四十谷川の環境を守る会を立ち上げ、四十谷川も掃除することになった。午前10時丸橋西公園に地元自治会有志にお集まりいただく。流域4自治会の人が集まるのは有史以来。このブログを見て、思いついた人は、軍手と金ハサミ、長靴、ヘルメット(橋に頭をぶつけることもあるので)持参で、参加ください。単に、子連れで見に来ていただくのも歓迎。みなで、流域環境について話し合い(開発案件があるので協議)、事後、川掃除をします。

ということで、10時~四十谷川掃除、12:30~津門川掃除

私にとっては、1000円やから遠出して、CO2出しまくって渋滞するより、近所の方と一緒になって楽しく地域整備に関わるほうが楽しそう。今日は、川に降りると気持ちよいだろうなあ。私の掃除した後には、水性昆虫・植物が出てくるのか、セキレイが必ずついてくる。楽しみだ。そして、終わったら、教会の庭でビールを呑む。神よ、許したまへ。

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2009年5月 1日 (金)

【武庫女大:生活学方法5月1日課題:次回予告】

4月24日まち歩き感想「私だけが発見した空堀の魅力」を受け取った人には、返信しました。この件名「武2C(またはA)名前20090424」を「武2C(またはA)名前20090424+20090501」に変更ください。その上で、「私だけが発見した阿倍野区長屋の魅力」のレポート、写真をください。同じものを見ても、説得力ある分析、意見をください。

もし、送ったのにうまくいかなかった方は、お教えした自宅メール、または、PCから再度試してください。携帯からメール可能かどうか知りませんが、授業のツールとしては、字数制限等がある携帯を使うことによるコミュニケーション不足、不利益は、あなたに及ぶことを理解ください。手渡しも、ありえません。何なら、就職のエントリーを、説明会サイトではなく、紙に書いて持参してみてください。相手にされませんね。

▼次回、14:50鳴尾⇒阪神元町東口⇒移民センター

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【武庫女大生活学方法、阪大院都市ツーリズム:注意確認】

降水確率0%⇒紫外線対策、ペットボトルのお茶持参をすすめる。

武庫女 1日14:50鳴尾駅(仲間とオフピークチケットを買えば260円の20%割引)。個別に武庫川駅から乗れば、梅田まで230円)、西梅田⇒大国町乗換⇒昭和町南改札15:44 ここで合流OK。

阪大CSCD 2日10時阪急西院(特急通過、桂で乗換)後側改札を出て左バス停前集合。個々にレンタサイクル、身分証明書等必要。狭いので10時以降個々出発。西大路を北上。嵐電北野白梅町を右折今出川通東行、北野天神前を通過、東塀に沿って東門:上七軒御茶屋街北西端集合。参考地図・・・「nisijin-machiya-map.doc」 (西陣町家倶楽部など地元活動団体のすすめた過去のイベント時のものを授業用に使わせていただいている)

■注意事項■ 自転車は、道路交通法上は、車両であり車道を通るものと規定されているが、現実には危険が予想され、教育活動としては避けたい。高齢者、児童の場合、状況に応じて歩道通行が認められている。西大路には、改正道路交通法にもとづく歩道上の自転車通行帯が設けてあるので、そこを通行する。

①歩行者の危険にならぬよう、集団で通行しない。速いスピードで走らせない。迷ったら、停止する。

②とくに、バス停近く、交差点近くは錯綜しており、必要に応じて、停止する、押して歩く体験をしていただき、歩行者と自転車が都市モビリティのなかでどうあるべきか、考えつつ、クルマに占有されている広い道路が、本当に妥当かどうか、考えてもらいたい。

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