褒貶毀誉委世評の日々
キャンパスに学生が戻り、ブログも多くの方に目にされる。ここで学生に一言。
大阪外国語大学が単科大学として生きていくのは、極めて困難であった。こうしたとき、語学学校ではなく改革をして語学をベースに多様なディスプリンを展開する大学を作るというA学長の改革路線は、その苦労に耐えかねた多くの語学教師によって退けられ、ひたすら語学だけを何とか守ろうとする保守反動が強くなった時期があった。こうなると、語学でない私は、無用無能と位置づけられた。仕方ないので、早期退職も覚悟してお遍路に出たのであるが、そのとき座右にしたのが、「褒貶毀誉委世評 (褒貶毀誉〈ほうへんきよ〉は、世評に委す)」である。(反軍演説で議員失格した斉藤隆夫の言)
世の中は道理のようにはいかない。むしろ、改革せねばならぬときに後ろ向きになり、どうしようもないまま自滅するのが、組織の末路である。そうしたときの個人の葛藤を支える意識として、凛としてこの言葉を秘めて、生きていきたい。仕事があるかないか、有利か不利か、そんなことよりも、何のために生きるのか、何のために研究するのか、誉める言や謗る言に惑わされず、しなやかに自らの道を行きたいものである。
ついでに一言、天網恢恢疎而不漏(てんもうかいかいそにしてもらさず)悪の栄えた例無し
【業務連絡】本日、夕方15時?~、豊中キャンパス実践センター前大通りにて、古本の叩き売り(タダですが)をします。香具師コミュニケーションをご堪能ください)
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