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2009年3月30日 (月)

神戸市過疎地有償輸送:淡河ソーンバス開通式

神戸にも、六甲山の北に、過疎地がある。都市近郊でクルマで簡単に阪神間に出れるので、人口減、高齢化が激しく、地域内の移動に困っている地区がある。

地元の福祉施設の家族の会が中心となり、その送迎バスを活用して、会員に限る有償輸送を始めた。4年にわたる地元の自治会との協議、市役所のサポートが実り、昨日開通式があった。曜日によって、グランドゴルフ便、診療所便、デイサービス便、福祉施設来訪者便(日曜)があり、夕方には、都心からのバスに合わせた、連絡帰宅支援便がある。

既存のバス路線を活かし、かつ地域の移動を自ら作るこの試みは、過疎地有償輸送のモデルになるものと思う。淡河(おうご)のみなさん、おめでとう。末永く育てていってください。

【写真は、開通式でお守りを運転席に設置、料金は透明箱に入れ透明性を確保、萱葺民家(右端)が多い地域景観のなかのバス】Img_0503 Img_0509 Img_0514

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