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2009年3月15日 (日)

全軍に告ぐ:北海道は変わらねばならぬ!

札幌の運輸局講演会は、盛り上がった。競演の奥山教授(福島大)は個々の需要行動のデータ管理によるデマンドタクシーのシステムを開発した大先達。そのソフトのすばらしさはいうまでもないが、何よりも地域を守るためにどうすれば良いのか、その志を教授いただいた。「(自治体は)サービスを買うんですか、安心地域を作るんですか」。厳しい問いかけだ。

買うなら、予算がないといって、赤字補助を減らすことだけを考え、バス会社と喧嘩するしかない。つくるなら、交通事業者と一緒に知恵をしぼって、既存バス路線を使いやすくしたり、デマンドと組み合わせるなど、地域オーダーメードしなければいけない。地域づくりには、森栗の主張するようなコミュニケーションの組み立てによる納得の創造システムも重要だが、奥山先生の主張するデータによる説得システムも重要だ。【自画自賛ですが】すばらしいジョイント講演会だった。

感動した運輸局長が突然立ち上がって、「運輸局職員に告ぐ。講演会の成果を支局にあげよ!」 一瞬、会場は凍りついた。研修を活かして支局でどんな地域づくり自治体支援をするのか、成果を示せ、チェックするぞ!というなみなみならない決意を示したのだ。

北海道は、住民も行政依存が激しく、行政も効率的でなく、国だよりの傾向にある。公共交通が使いにくく、外出に困っている高齢者が多くおられる現実を前に、「運輸支局の役割は大きい、しっかり自治体を支援しろ!」と、大号令。

通常、こういう講演会では、運輸局長のような偉い方は挨拶だけして公務多忙で欠席。宴会の乾杯の音頭にかけつけるのが普通。ところが、今回は最初から最後まで局長が耳を傾け、最後に立ち上げって「全軍に告ぐ」。  北海道は変わる!

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