NOT津門川掃除BUTエコ・コミュニケーション
阪急西宮北口駅周辺は、甲山湧水から流れる津門川や百間樋用水など中小河川が多く流れる。にしきた商店街から数人、公同教会・幼稚園の先生・父兄数人+園児・卒園生数人、関学学生数人、および5つの自治会から数人、都合30人が一緒になって、第一日曜日、津門川の掃除をしている。もう8年にもなる。
ゴミは、拾っても拾っても上流から流れてくるが、町の人が川に関心を持つようになった。震災時、ゴミが流れ込んだドブ川は、鯉、鰻、鯰、鮎、セキレイ、鷺、鴨、なぜかヌートリア(雑食で問題だが)が暮らす水辺に変わった。
川掃除は、異なる人々が、一緒になって、川辺や川底を歩き、町のことを語り合いながら、子どもは遊びながら、ゴミや吸殻を拾う。流域の人や通行人が、「ご苦労様」と声かけあう。大切なことは、川掃除の奉仕をすることではない。それでは、地域活動は広がりを持たない。※そうではなくて、多様な人々が、水辺というまち環境で出あい、語り合い、まちづくりの方向を考えることである。事後のビール・食事が重要なのだ。
隣の四十谷川でも、3つの自治会が川掃除をはじめた。単に区域分担して川掃除するだけではなく、皆が出会って、流域でのまちづくり、遊歩道や自転車問題も語り合われることを期待したい。PTAも巻き込んで、子どもたちが遊びながら、一緒に川掃除ができるようになったら良いなあと思っている。
※「清掃と防犯だけの地縁活動に誰が参加するのか。高齢化するのは当然だ」と厳しい指摘をするまちづくりコンサルもいる。
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