引越し:研究室のまちなか博物館化
研究室が箕面から豊中学舎に移った機会に、本資料・書籍を、ポリシーに基づく研究遍歴をもとに、整理した。
入口を入ると、第1番目の棚に民俗学から、職人・土木技術伝承。2番目が、都市民俗、差別、近代化と環境問題、ジェンダー。3番目の棚が震災復興まちづくり、向島となる。4番目が、コミュニティ、まちづくり、建築・住宅、生活学。5番目が、現状の研究と授業に関するもので、交流型観光、交通、お遍路となっている。他に、卒論・修論指導の鳥越憲三郎先生(人類学、古代史)の『おおいなる邪馬台国』とかの棚、リライト・ゴーストライトした若尾五雄先生(土木技術民俗)の『鬼・金属・鉱山のフォークロア』などの棚、構造人類学を創ったレビストロースの一番弟子川田順三先生の棚、博士論文を申請した宮田登先生(筑波大:週間宮田と呼ばれる速書。死亡記事は全新聞に大きく報じられた)の棚、延藤安弘(千葉大:幻灯会講演によるコミュニティづくりでファンが多い)の『まち育てをはぐくむ』などの棚 がある。
その奥に3畳をひき、定本・全集・自分の書いたものを並べた。畳でお茶を飲んでいると、落ち着く。物事をすすめるには、ポリシー、リテラシー、デリカシー、だと聞いたことがある。博物のような研究を整理し、狭い中での落ち着きを、4月のグランドオープンまで、ゆっくりと創ってみたい。
みなさま、ぜひお越しください。阪急石橋駅徒歩10分
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