2009年交通まちコミュニケーションのシラバス
社会人受講もあり、また、この科目を他の「副専攻まちづくりデザイナー学」とまとめて科目履修することもできます。
詳細は、2009年CSCDシラバス、まちづくりデザイン学http://www.civil.eng.osaka-u.ac.jp/plan/machidukuri/sub-major.htm#_top
授業科目名 交通まちコミュニケーション概論
単位数 2
英語表記 Introduction to traffic & urban communication
受講人員 10人
対象 全研究科大学院生(社会人2名程度)
時期 第2期(10-2月初旬)=月曜3限
開設場所 吹田キャンパス
キーワード 地域交通計画、中心市街地活性化、団地再生、マルチモーダルシフト、住民協働、
授業目的 過度な自家用自動車(以下、クルマと称す)依存は、地球温暖化促進のみならず、人と人とのコミュニケーションを阻害し、中心市街地空洞化、オールドニュータウンの衰退を招いています。神戸市住吉台のくるくるバスをモデルに、山口市、大阪市など各地の地域交通計画やアプローチの実際に学びつつ、中心市街地の衰退、少子高齢化やオールドニュータウンの登場のなかで、どのような土木施策がとられているのかを、文系の視点で概説する。
授業内容 ① 土木計画学への挑戦―都市生活誌から交通計画へ
② 交通工学のソフト技術―マイバス~神戸市住吉台くるくるバスのその後~
③ クルマにたよりすぎて何が悪い!クルマ・原チャだよりで得るもの失うもの
モビリティ・マネージメントの技術
④ 高齢社会の交通計画とコミュニケーション課題
⑤ 都市のマスタープランとしての「クルマに頼り過ぎないまちづくり」
―山口市市民交通計画―
⑦ 全国・商店街の再生を考える
⑧ TOVとVOD―各地の地域公共交通政策と富山革命
⑨ 【総括】公共交通と商店街(ゲスト)
⑩ 交通計画からみたオールドニュータウンの課題
⑪ 大阪市の交通計画を考えるーいわゆる赤バス問題とコミュニティビジョン
⑫ TODを支える技術とその経営(ゲスト)
教科書 森栗「交通まちづくりなくして中心市街地活性化なし」『都市住宅学』58、2007年
森栗「くるくるバスがもたらした持続可能なオールドニュータウン」『交通工学』42、2007年
森栗「自治体ぐるみの住民協働交通まちづくり計画ー山口市交通まちづくりから」『土木計画学会平成20年度春季大会予稿集』2008年
森栗「交通を活かしたまちづくりと市民参画・協働・ボランタリー起業」『都市問題研究』696、大阪市都市問題研究会、2008年
など適時配布する
参考書 ブログ:森栗茂一のコミュニティ・コミュニケーション
成績評価 1)正確な広聴力 2)適切な表現力 3)自己の専攻・地域知識・興味等を活かした課題発表
その他 社会人の受講を歓迎します。文理融合に関心のある方の受講を歓迎します。
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